昨夜、図書館からの返却要請メールが来ているのに気付いた。
あ〜、二週間ほど前に借りて、一気に読んでそのままにしてあった本を忘れていた。カバンの中に入れておこう。
と、気軽に、書棚を見るが・・・アレレ?ないぞ・・・
昨日から探しているが、見つからない。一体、あの本はどこへ行ってしまったのかな。
今朝も探した。探しつつ、あの有名な歌が、頭の中でリフレインしていた。このブログを書いている時点で、まだ見つかっていない…
この話には伏線があって、実は、一昨日、紛失物のことで息子を叱っているのだ。
二日前の朝、息子が、通学定期がないと騒ぎ出し、「バカヤロー!そんな大事なものを、どこへ失くしたんだ!」なんて、怒らない練習をしていたはずのオヤジが、雷を落とした。
息子の通学定期券は、その日の夜に見つかった。
その翌日に、当のおやじがこのザマでは、全くシャレにならん。と思いつつ、恐る恐る息子に、「あのさ、こういう本なんだけど、さ、知らない?」と聞いてみた。
息子:「あのね!自分の大事なものを失くしたのなら、それ、自分の責任だよ!こないだ、オレ、しっかり説教されたもん」
オヤジ:「・・・」
Twitter仲間の方が教えてくれたのだが、見つからないものは魔女が隠しているので、「ニンニク」と言いながら探すと出てくるのだとか。 で、今日も、臭くなるほど「ニンニク」を連発してみたのだが、見付からなかった。
ところで、何の弁解にもならぬが、私が何かを紛失したのは、断酒以来始めてのことである。しかも、まだ、見付かっていないが、出てくるものと信じている。
深酒を繰り返していた頃は、実に頻繁にいろんなものを失くしていた。物理的なモノならまだ諦めもつく。が、どこを探しても見つからない、金、時間、健康、信用、その他の紛失は、後悔先に立たず、である。何を失くしたのか、酔っていると分からないことすらあるから、怖い。
このブログにも以前書いたが、今年(2014年)3月下旬、佐賀県で泥酔状態の50代の男性が、片足を電車に轢かれ、膝下から失くすという事故があったが、それに気付くまで6時間も意識を失っていたそうだ。
酒で失くすものというのは、得てして、探しても見付からないし、取り返しのつかないものが、殆どのような気がする。
私など、しらふでも、最近脳が老化&退化してきている。この状態で、もし酒を飲んでいたら、火に油を注ぐように、ますます脳の劣化が進んでいたことだろう。昨年断酒に踏み切って大正解であった。
私の探し物は、書籍。あなたの探し物は何だろうか。
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