ちょっと調べるだけでも、ちゃんとした機関で、アルコールと疾病の関連がコホート研究で証明されているのが分かる。
例えば、大腸癌と食道癌。これらは、日々のアルコール摂取により、罹患率が確実に上がる。
こちら、国の歴とした研究機関が、出している資料である。こういうものを見るにつけ、私は染み染みと酒をやめてよかったと、ほっと胸を撫で下ろすのである。
★国立がん研究センター がん予防・検診研究センター 予防研究グループ
《飲酒と大腸がんリスク》
『男女とも、過度の飲酒で大腸・結腸・直腸がんリスク高く』
『飲酒と喫煙は食道がんの強力な原因』
アルコールが原因となる癌は、これだけにとどまらず、更にアルコールが原因の癌以外の疾病もてんこ盛りであることは、これまで何度も書いてきた。
さてさて、「そんなこた関係ねー!やっぱり酒は(^o^)んまいな〜!」と、飲み続けていたある日、検査で食道癌とか大腸癌が見つかり、ステージ4ですと言われたら・・・
インターネットを駆使して、何とかならないものかと、必死で癌に関する情報を探したところ、実は今まで愛して飲んできた酒が、この病気の原因のひとつだったかも、と言うことになると・・・
え!ええ〜!酒が原因だったのかよ!聞いてねーよ!勘弁してくれぇ〜!
と、ジタバタドタバタが始まる。地団駄踏むかも。時すでに遅しであるが。
私が以前からたまに閲覧していたある方のブログ(Aさん)がある。数か月見てなかったのを思い出し、今朝読んでみたら、えー!と驚くことが書いてあった。私が知っているAさんは、自営業で年齢は還暦。酒が大好きなスポーツマン。酒の飲み方は私と似たような感じ。ブログは元気いっぱいで、いつも明るい話題が満載だった...ハズなのに、久しぶりに見た記事には、「抗がん剤」という単語がある。え!Aさん、どうしたんだろう?
その記事だけでは分からないので、過去の記事も読んでみたら、数か月前に、消化器系の癌が見つかり、余命半年の宣告を受けたとのこと。夏に手術したと書いてある。既に癌はあちこちに転移しており、後は抗がん剤での治療を続けるしかないそうだ。
でも!Aさん、懲りもせず、退院後もお祝いと称して酒を飲んでいる。これはこれで、Aさんの人生なので、私は何も言う事はないけれど...今後どうなるのだろう?
と、こんな事を書いている私だって、還暦の頃に身体のどこかに癌が見つかるかもしれないけれどネ。
まー、その時は、諦めるしかないと思っている。でも、酒をやめてから10年後に癌が見つかったとしても、飲み続けて見つかったとしても、それはそれで受け止めるしかないだろうな。何しろ、31年間飲んでいたという事実は、消すことは出来ないのだから。
タバコもそうだけれど、酒も、決して身体に良いものではないから、やめるのは早いほうが良い。早ければ早いほど、良い。
(私は、遅かった!でも、今はやめている!)
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