また、ニュースの話題になるが、女子高生が泥酔してミニパトのワイパーを折ってしまったそうだ。
時は12月26日(2014年)午前6時55分頃、所は北海道札幌市で、《泥酔した》高校2年の女子高生(16)が、ミニパトの後部のワイパーを折ったそうだ。タクシーに泥酔状態で乗ろうとした女子高生と運転手との間でトラブルになり、警察を呼んだ時に起こった事件だ。
友人の店などを飲み歩いていたと言うけれど、16歳と言えば、私の息子も16歳。ん〜、高校生が朝まで飲んで泥酔というのが、想像も出来ない...が、現実の出来事である。
私のようなおっさんは、あちこちで良く泥酔しているが、未成年の若者が泥酔したとは・・・酒を出す店は、大人が経営しているはずで、いくら知り合いとは言え、女子高生に酒を出し、あまつさえ朝方まで飲ませるとは!
若い頃に酒の味を覚えてしまうということは、ある意味麻薬の味を覚えてしまったと同じ事である。未成年者の飲酒は法律で禁止されているとは言え、麻薬や覚醒剤などに比べたら、酒はいとも簡単に手に入る。値段的にも、子供の小遣いで買える。
一度味を占めると、止め処ない飲酒欲求に襲われるのは、若くても年老いていても、同じことだ。十代でアルコール依存症なんて、想像するだに恐ろしい。
同じような世代の子を持つ親として、尚且つ自分がかつて飲んだくれては泥酔した問題おやじであった経験からして、絶対に未成年者にアルコールを許してはいけないし、酒の怖さを大人として教えてあげなければならないと痛感する。
若者は、タバコも酒も、大人への階段というか、一種のファッションのような感覚で始める。タバコなんて最初はゲホゲホむせるだけでうまくもないし、酒だって苦いだけで最初からうまいと思う人は稀だろう。
身体が成長途中の若い頃に飲んだら、アルコールが脳に与えるダメージは計り知れない。筋骨隆々の大の男だって大量に飲めば死んでしまう飲み物が、酒。それを、16歳の女の子に飲ませてしまう社会って、何なんだろうか。
飲酒にまつわる事件・事故は、当たり前だが、酒がこの世にある限り、これからも頻発する。車がある限り交通事故が無くならないというのと本質は同じなのかなぁ。
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