ついに2014年も、大晦日を迎えた。
四十代、五十代と、加齢するごとに、毎年、時の経過が早くなっているように感ずる。それとは反比例して、自分の思考や行動のスピードが遅くなっていることに気付く。これが、老いであり、それを日々リアルに経験しているのだ。
今年(2014年)の総括として、昨年始めた断酒が、本年も元旦から本日まで365日続いたことについて、タイトルの、断酒は「筋書きのあるドラマ」と言うテーマで締めくくりたい。
「人生は筋書きのないドラマ」は、良く使われるフレーズである。この言葉は、ある人の意見では、矛盾していて、ドラマとはそもそも筋書きのあるものなので、それがない、と言うのはヘンなのだそうだ。
多分、人生は往々にして、最初に決めた筋書き通りには行かない、と言う意味が込められているんだろうな。
私は、断酒こそ、筋書きのあるドラマ、自分でシナリオを書き、その通りに演ずることの出来る芝居だと考えている。
最初は、酒をやめた人を演ずるしかないわけだけれども、その内に、役柄そのものになってくる自分に気付く。
もう飲まないぞ!と決めたら、飲まない人に成りきるしかない。煮え切らない態度で、未練がましく飲む理由を探しているのではなくて、どうやったら酒を飲まない人を演じ続けられるか、真剣に考えて行動するしかないのだ。だって、酒をやめた!もう飲まない!って決めたのは自分なんだから。
酒をやめたいと思いつつ中々やめられない方が、もし、大晦日の今日、又は2015年の元旦にこの文章を目にしたのなら、ご自分で断酒の筋書きを、白い紙に書いて、断酒のドラマを演じてほしい。
・主演;自分
・いつから;たった今から
・どんな役柄;飲んだくれが酒をやめて生きる
たったこれだけの基本的なストーリーに、いくらでも肉付けして、自分だけの断酒ドラマを作って、演じてほしい。騙されたと思って!
きっと、2015年が素晴らしい年になる事、請け合い!
最後に...
今年一年書き続けて来たこのブログを、読み続けて下さった皆様、どうもありがとうございました。コメントを入れて下さった皆様、とても励みになりました。ありがとうございました。
来年も元旦から、書き続けようと思っています。どうぞよろしくお願い致します。
それでは、皆様、よいお年を!
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