私はここのところ、飲酒の夢を見ない。
飲酒の場面ならば、たまに出てくる。友人・知人と酒場にいるシーンである。夢のなかでさえ、今や私は飲まない。飲み手としてではなく、他人の飲酒の傍観者として登場する。のんべー共に付き合いつつも、淡々とジュースを飲んでいる。
今でこそ落ち着いたが、断酒直後は、何度も泥酔する夢を見た。夢のなかで、あぁ、ついに飲んでしまった、と落ち込み、ガバッと跳ね起きては、良かった!夢だったんだ!と胸を撫で下ろしたことが何度もある。だが、徐々に飲酒の夢の頻度は少なくなり、最後に夢のなかで酒を飲んだのさえ、1年以上前だと思う。
ところが、私本人が全く見なくなって清々していた飲酒の夢を、最近、家族が見るようになった(笑)朝、私にその内容を話してくれることがある。
(おいおい、もうオレは飲んでないんだから、勘弁してくれぇ〜!)
昨日に引き続き、再び娘の登場となるが...娘は今朝方、眠そうな目で私の顔を見るなり、ニヤッと笑い、いつもの「おはよう!」ではなく、いきなり、
娘: 「あのね!パパがお酒飲んでる夢見たよ!」
私:(ドキッ!)「はっ?!」(なぜ、ドキッとしなきゃならん???)
娘:「前みたいに沢山飲んで酔っ払ってたよ」
私:「え!夢の中のパパは、なんでまた酒飲んでたの?」
娘:「もう、やってらんねーや!って、大声で。なんかイヤなことがいっぱいあって、飲んじゃったみたいだね」
私:「へぇ〜。でも、現実のパパは、絶対に飲まないよ。飲んでも何も良くならないもん」
娘:「どうかなぁ〜。また、飲んじゃうって可能性もゼロじゃないよね」
私:「・・・」
娘とのやりとりは、こんな具合だった。
かみさんも息子もたまに私の飲酒の夢を見るそうだ。大抵は、娘のと同じで、私が以前のように泥酔するまで酒を飲み、家族に迷惑を掛けている内容と言うことで一致している。
家族の夢の中に出てくる私も、断酒してくれ!と願う。が、生々しい飲酒のシーンが、家族の夢に現れて来るということは、私の断酒がまだまだ浅い、と言うことだろう、きっと。ゆめゆめ(←「夢」にかけてみた)油断はならぬと、改めて酒に用心することを肝に銘じ、酒から離れていることを、心に誓った。
因みに、私の断酒への思いと固い誓いは、家族にはさほど伝わっておらず、大いに認識のズレがあることが分かってきた。
【私の思い】:もう、絶対に酒は飲まない。人生これからだ。
【家族の思い】:おやじは結構長く酒やめてるみたいだけど、また何かのきっかけで飲んじゃうかもしれないなぁ〜。あまり期待はしていない。
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