桜も開花して、気温もぐっと上昇してきたこの頃。巷では、早くも花見ムード一色に染まって来ている。
テレビの報道でも、やれどこが咲いたとか、花見のスポットのどこそこ公園は、今、こんなだとか取材しては煽るように映している。その映像を見ると、どこでも酒が当たり前の飲み物として、その存在を誇示しているように感じるのは私だけか。
花見と言えば、朝早くから桜の下の一等地にブルーシートを敷いて、我先にと場所取りをするほどの人気ぶりである。その実、美しく咲き誇る桜の花など見てはおらず、飲めや歌えやのどんちゃん騒ぎをやらかして、翌日の早朝など、その跡は、トンデモナイ事になっているのだが．．．あぁ～情けなや、酔っ払い。
花見だけではなくて、３月は卒業・別れの季節だが、来月４月は、入学・入社・出逢いの季節である。
色々と迷うことも多いだろう。
そこで、私は《迷うこと》について、ちょっと考えてみた。
同じ迷うにしても、その先にあるものは・・・？
☆行動に迷う。
４月の第１日曜日（５日）、私は３つほど予定があり、どれにしようか迷っている。
①知人主催のウォーキング
②知人主催の花見
③かみさんが行こうと言うウォーキング
これらの内、どれにしようかなぁ〜。何と楽しい悩みだろう。何れも甲乙付け難く、しかも、どれを選んでも、それは良き思い出となるはずだ。
☆飲む酒をどれにするか迷う。
さぁ～て、どの酒を飲もうかなぁ～？ワクワクドキドキ！！
ビール、日本酒、焼酎、ウィスキー、泡盛、ワイン、酎ハイ、ホッピー・・・
何しろ、私は食べ物に好き嫌いが無いのと同様、酒も何でもござれだったので、仕事が終わった後とか、休日なら昼間から、飲む酒を選ぶのが、楽しみだった。
しかし、この酒の悩みは、おもしろいことに、悩み考えた末にどれを選んでも、結果は同じなのだ。飲み過ぎて、悲惨なことになる。何故同じかといえば、どの酒もアルコールにそれぞれの味付けをしてあるに過ぎないから。つまり、中身は同じ。
と言うようなことが、昨日の午前中、カレーに使うジャガイモを剥きながら、かみさんと何気なく話していた時に、頭に浮かんだ。そして、ふと呟いた。
（因みに、ジャガイモ芋の皮を剥くのは私の趣味（！？）ピーラーで剥き、微妙な凸凹の部分は最後に包丁で剥くのが楽しい（笑））
そしたらかみさんが、「へーぇ、それおもしろいね。ブログに書けばいいじゃん」
「そうだね」と私。
かみさん：「生返事してるけど、すぐメモしないと忘れるよ」
のみすけ：「おー、痛たたっ！そうそう、すぐ忘れるんだ」
かみさん：「私は最近何でもメモしてるよ」
のみすけ：「そうだね、ちょっとメモしてくる」
．．．と、メモはしたのだが、メモしたこと自体を忘れていて、先ほど気付いて、今日のブログの記事となった次第。
同じ迷うなら、実りあることに迷いたいものだ。どの本を読もうかな、どの映画を観ようかな、どこへ旅に行こうかな、なんて、とっても良い迷いごとだと思う。その先に、感動が待っているからネ。
飲む酒に迷うなんざ、下の下の下だネ。
（おっと、失礼！これは、私のような問題飲酒者のこと。酒と上手に付き合える人にとっては、飲む酒に迷うって、上の上の上でしょう・・・きっと。）
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