酒をやめてhappyになろう!

31年間飲んできた酒をついにやめる日が来ました。でも、「断酒」はつらいよ。。。さて、いつまで続くか、続けられるか。はっきり言って、自信なし!《飲酒コントロール不能な「のみすけ」が書いてます。適正飲酒の方、酒を愛飲されている方は、当ブログをスルー(無視)して下さい》[コメント気まぐれ返信中m(_"_)m]

断酒・断酒・断酒!!

酒と言ふもの無かりせば(断酒2年27日目)

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(↑↑↑赤ちゃんの写真は、《フリー素材屋Hoshino》さんから借用)

 

 『現し世に 酒と言ふもの 無かりせば 幾多の命 全うせしを

(うつしよに さけというもの なかりせば いくたのいのち まっとうせしを)』

 

 みなさんもニュースでご存知であろう。30代の母親が酒に酔って乳児と風呂に入り、気付いたら赤ちゃんが溺死していたと言う。東京は葛飾の都営住宅、9日午前0時半、生後6ヶ月の女の子。

 

 生後6ヶ月と言えば、首も座って、手足を元気よく動かしたり、盛んに寝返りをする頃だ。早い子は、一瞬だが、お座り出来たりする。自分の娘の赤ちゃんの頃を思い出して、このたった半年で亡くなってしまった女の子と重ねて、涙が滲んでしまった。

 

 冒頭に詠んだ歌は、このニュースを知って、私の心に去来した思いだ。もしもこの世に酒が存在しなかったら、これまで酒が原因で奪われしまった数多くの命は、その天寿を全うしただろうになぁ、と。

 

 アルコールが原因で失われる命。何れも、若くして死ぬことが多い。

 →アルコール依存症末期で死ぬ。各種の癌に罹り死ぬ。各種の病気になり、死ぬ。酩酊状態の時に線路に落ちたり、道路で寝込んでしまったりして、死ぬ。

 

 アルコールが原因で奪われる命。何れも、無辜の被害者の命が理不尽に突然奪われる。

 →酔っ払い運転の車に轢かれて亡くなる。酔っ払い同士の喧嘩で亡くなる。

 

 他にも、直接・間接にアルコールが影響して、もっと生きられるはずだった命が失われたり、奪われたりするケースが沢山あるはずだ。これらの命は、酒さえなければ、もっと自分の人生を思う存分生きていたはずなのだ。

 

 この世に酒が有り、それに囚われ溺れてしまったからこその私の断酒だが、この赤ちゃんのニュースは、そもそもの、根本的な酒の存在そのものを深く考えてしまう出来事だった。

 

 この世に生を受けて、たった半年の命が、酒という忌まわしい飲み物によって奪われてしまったのだ。

 

 酒とは、なんともはや、陰気で因業な飲み物であることか。人の運命を狂わせ、命を奪いこそすれ、それに見合う恩恵など何もない。

 

 2015年3月1日に書いた記事『娘の同級生は酒飲み!?(断酒1年352日目)』で、詠んだ歌も再掲してみる。

 

 『世の中に 酒と言うもの なかりせば げに平和なる 暮らし近づく』

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(この写真は、《CATAGフリー画像・写真素材集》から借用)



 飲んだくれの本人が早く死んでも、それは自業自得と言うものだ。飲んだくれ本人以外の命を、飲んだくれた酒の所為で奪わないでほしい。

 

 そんな事を考えていたら、自分ひとりの断酒など、何だか虚しいような悲しいような気がして仕方がなかった。だから酒を飲みたいと言うわけではなくて、表現が難しいが...

 

 もっともっと酒の怖さ・恐ろしさが世の中に浸透し、酒を飲む人が激減すればいいのになあ、と淡い期待を心に浮かべている。

 

 

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