北海道砂川市内で起きた、一家５人死傷事故。
容疑者は、飲酒して運転していた。自己申告で、生ビール１杯と言っているらしいが、これは本当かどうか分からない。大体、ビールの１杯なんて、飲む前の小手調べみたいなものだから。
昨年（２０１４年）の夏に小樽で起きた飲酒運転事故では、２０代の女性３人が亡くなり、１人の女性は頚椎骨折の重体だった。
これら飲酒運転事故の容疑者・犯人は、もちろん厳罰に処してほしいが、しかし現行の法律では、危険運転致死罪が適用されても、たったの懲役２０年である。
私は、容疑者・犯人も憎いが、酒も憎い。罪を憎んで人を憎まずなどと言う仏心は更々無い。罪も人も酒も憎む。
大体、この世の中に合法的に存在する飲料で、人をして他人を死に至らしめる原因となる物は、酒以外に無かろう。
私は、自分の断酒の為に酒を大嫌いになったが、更に、こんな悲しい事件の原因となる酒を、更に更に毛嫌いする。見るのもイヤだ。
ここまで徹底すると、何だか最近は、酒に酔っている人まで嫌いになり、飲み屋にはもちろん、その他、その手の輩が出没しそうなところには決して近付かなくなった。特にイヤなのは、赤ら顔をしていい気になっている自分と同世代のおっさんである。
たまに、居酒屋で知人と話し込むこともあるが、大体が休日の夕方早い時間だ。頻度的には数か月に一度あるかないか。
断酒に興味の無い人はこのブログは読んでいないだろうが、酒を好きで愛している人が読んでいる可能性はある。
もし、そう言う方の目にこの文章が触れたとして、酒が嫌いだの、酒を憎むなど、こんなことを正直に書いたところで、ただ《のみすけ》と言うたった一人の人間のことなので、目くじら立てて怒らないでほしい。
私一人が酒を嫌い憎んだところで、あなたの酒は痛くも痒くもないのだから。
たまに、この手のことを書くと、酔っ払いネットサーファーから、憤怒のコメントが入ることがあるので、予め書いておく。
（酔っ払いネットサーファーの酔っ払いたる所以は、自分がへべれけのくせに、この神聖な（！？）断酒ブログにコメントを入れて来る事だけれども（笑））
酒に罪は無い、酒を飲んで車を運転した人が悪い。これはもちろん分かる。
しかし私は、酒に罪は無くても、酒が大嫌いだ。酒を憎む。ここまで徹底すれば、酒のほうで私を避けてくれるだろう。
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