こんな記事を読んだ。
『産経デジタルizaイザニュースまとめ
【衝撃事件の核心】「ええ身分やのう」の一言で夫がキレた…殴打暴行死事件の背後に“言葉の暴力”』
妻(54)の頭を素手で殴って死亡させ、傷害致死罪に問われた男(57)の裁判員裁判が、この5月にあった。
詳細はリンク先の記事を読んで頂きたい。それは、30年来連れ添って、始めて妻に振るった暴力だったそうだ。しかも、男性は、普段は温厚で優しい人。
事件は今年(2015年)の1月3日の夜起きた。妻の経営する居酒屋で新年会を行い、結構飲んだ後、長女の運転する車で、2次会へと向かったそうな。助手席には妻、後部座席に男性。
移動中に吐かれた妻の暴言に、男性は突然ブチ切れて、妻の頭を素手で何度も殴りつけてしまったそうだ。
翌日から妻は、頭痛や身体がフラフラするなどの体調不良を訴え、8日後には、頭を素手で何度も殴られたことが原因の、亜急性硬膜下血腫で亡くなってしまったそうな。
もちろん、記事を読めば、日頃から妻の暴言が繰り返され、男性に鬱憤が蓄積されていたことが窺えるので、一方的に男性ばかりを責めることは出来ない。
ただ、この暴力のきっかけに、アルコールが全く関わっていないと言えば、ウソになるだろう。それどころか、酩酊によって、理性を司る大脳が麻痺していたからこそ、激高してしまったのだろう。
素面であっても、突然の度し難い怒りと言うものは発生する。それは、理性で抑えることが出来る。論理的に言い返すことも出来る。とても怖いのは、この《怒り》の感情は、途轍もない負のパワーを持っていることだ。
火に油を注ぐという表現があるが、まさに、この事件の場合、怒りと言う火を最凶最悪に増幅してしまったのは、アルコールと言う油であろう。
私は、酒とは31年間連れ添い、2年前に別れた。かみさんとは約20年連れ添い中であるが、これまで暴力を振るったことは一度もない。
もし、アルコールを断っていなかったら、日常の何気ないかみさんの言葉尻を捉えて激高し、この男性のように豹変しないとも限らなかったなぁ~、と思うと、やはり、断酒に感謝する次第である。
飲まないので、酔うことはない!
断酒者は、アルコールの入力がゼロなので、酒害の出力もゼロ。
飲む人は、量にもよるけれど、アルコールの入力に、怒りやら、不安やら、体調不良やら、その他マイナス要素が、加算では無くて、積算されて、酒害出力が無限大になるかもしれない。
30年一緒に暮らしてきた夫婦が、一瞬にして壊れてしまうこともあるという、この事件から学んだのは、人間を50年もやっていたら、《怒り》と《酒》 は、後生大事に抱えていないで、捨ててしまったほうが身軽に生きることが出来ると言う事である。
皆さんも、《怒り》と《酒》は、無条件に手放そう!
無条件の意味は、《怒り》については、小さなものから、はらわたが煮えくり返るものまで、全くの条件なしに、捨てる。《酒》については、適正飲酒だろうと、過剰飲酒だろうと、とにかく、飲んでいるなら、酒を断つ。
私が勝手に主張している、「50過ぎたら酒を断とう運動」の一環である(笑)
※「50過ぎたら酒を断とう運動」
・人間、50年も生きてきたのだから、綺麗に枯れる準備として酒を断つ。
・加齢と共に弱っていく内蔵にも断酒はやさしい。
・脳へのアルコールのダメージをゼロにして、加齢と共に増す認知症への原因を少しでも減らす。
・50代以降での酒でのトラブルを未然に防ぐ。
・残り少ない人生を素面で有意義に過ごす。
(NoSakeSince20131225さんから送って頂いた写真をご紹介!以下、メールの本文です。)
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のみすけさん
昨日行った代々木公園のベトナムフェスティバル2015の屋台です。ワンコイン500円で食べられて美味しかったです。今日も20時までやってます。
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