まだ断酒に踏み切れておらず、飲みつつもやめたい心境がひしひしと伝わるコメントを最近頂いた。
このブログを始めてからこれまでに、「やめました!」ではなくて、「やめたいのだけれど飲み続けている」状態の何人もの方からコメントを頂いたことがある。
その方たちのその後は分からない。今でも変わらず飲み続けているのか、すっぱりと断酒されて爽快な日々を過ごしておられるのか、どちらかだろう。その中間の、いわゆる適正な量での飲酒に落ち着いた方は、恐らくゼロだと思われる。
日々だらだらと飲酒しつつも、酒から離れたい、との思いがあるとして、一体、どこでその酒への思い、腐れ縁を断ち切ればいいのだろうか。
「底付き」と言われる体験をしないとダメだとか、1人では断酒することはムリだから、医者へ行きなさい、自助の会へ参加しなさいとか、様々なアドバイスが巷間存在する。
いつも書いているけれど、結果的に酒を飲まない生活が実現できればいいので、人それぞれ自分に合った手段ややり方で、断つ他無い。なので、これが正しいとか、あれは間違っているとか、そんな評価は存在しない。
何れにしろ、本人が先ず行動しないと埒が開かない。その行動の前には、酒への思いを断ち切る、踏ん切りが必要である。
先日コメントを頂いた、さとうさんのやり方もありだと、私は思う。飲みつつも、酒のマイナスな点、害悪を徹底的に調べ、今自分が飲んでいる液体の正体を暴き、嫌いになる。
私はやめてから嫌いになったが、飲みつつ嫌いになり、やめる時に大嫌いになっていると言うやり方も、実際にそれでやめた方がいらっしゃるわけだから、やってみる価値はある。
食べ物で例えるなら、お菓子でもハンバーガーでもインスタント食品でもいいけれど、毎日食べながら、その食品のネガティブな点を調べ上げ、食べつつ嫌いになる感じだろうか。塩分が多すぎだとか、糖分が多いとか、化学調味用がたっぷり入っているとか。
そうすると、この味を今までうまいと思って食べて来たけれど、実は、化学的なうまみ成分に騙されていただけだと分かれば、同じものなのに、味覚が変わって来て、嫌いになるかもしれない。
酒も、飲みつつ、この中に入っているエタノールが、酔いの根本原因で、身体にどんな悪さをするのか、飲み続けているとどんな病気になるのか、などと疑いつつ飲めば、酒量も減るのではないだろうか。
因みに、私が現役の飲んだくれの頃、そんなことを考えたことすらなく、いきなりやめて、苦しんだので、もし、どなたかこの斬新な(?)やり方で苦痛なく飲酒から断酒へとスムーズに移行出来たなら、是非とも教えて頂きたい。
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Happy!《読者通信》に、昨日メール便が届いてました。
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