(激しい雨の合間に一瞬晴れて、二重の虹が!こんな虹を見たのは、生まれて初めて!)
今日の読売新聞に載っていた記事。
「未成年の飲酒・喫煙 後絶たず」というタイトル。
例の、選挙権が18歳に引き下げられたのに連動して、飲酒・喫煙も18歳からにしてはどうかと言う件である。
飲酒については、大学は無法地帯なのだそうだ。考えて見れば、大学生は、概ね18~22歳であり、飲酒しても良い20歳の下と上の年齢層が混じって構成されている。例えば、3年生4年生は飲酒可であるから、自分たちは堂々と飲み、法的には飲んではいけない下級生の1年生2年生に強要することがあるのだろう。
もし、18歳からが認められれば、高校3年生から酒が飲めるわけで、飲酒の無法地帯が大学から高校へと広がることだろう。18歳の3年生が飲んでいれば、16歳、17歳の1年生、2年生だって飲みたくなるに決まっている。
大学の新入生などで起きている急性アルコール中毒による死亡事件が、更に低年齢化し、高校1年生にも、一気飲みなどの害が広がるかもしれない。
18歳からの飲酒を検討している自民党の「先生方」は、この辺り、考慮されてるのだろうか。(してないだろうね!)
ところで、この記事に、興味深い表が載っている。
《世界各地の酒が飲める年齢(キリンの調査による)》
ドイツ・・・・・16歳
ポルトガル・・・18歳
スペイン・・・・18歳
イタリア・・・・18歳
フランス・・・・18歳
イギリス・・・・18歳
シンガポール・・18歳
ノルウェー・・・18歳
韓国・・・・・・19歳
アメリカ・・・・21歳
(※ドイツとノルウェーは、ビールとワインが飲める年齢。蒸留酒はドイツが18歳。ノルウェーが20歳から)
ドイツは16歳からビールとワインを飲んで良い!?16歳と言えば、高校1年生。ビールとワインに慣れてしまったら、18歳まで待てずに蒸留酒も飲んでしまいそうだけれど、どんなものなのだろう。
飲酒を18歳からOKだなんてとんでもない!と考えたのだが、こうしてみると、ヨーロッパの国々では18歳が当たり前のようだ。この辺り、我が国では参考にしてほしくないなあ。
ただでさえ、欧米の人に比べたら、黄色人種の日本人は、人種的に酒に弱いのである。これを考慮して、飲酒を可とする年齢は、せめて25歳からにしてほしいところだ。
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