今年(2015年)2月に川崎で起きた、13歳の少年が殺害され、遺体を遺棄された事件。
これについて、以前、アルコリコさんが教えて下さったリンク先↓↓↓
『毎日新聞の医療プレミア アルコールと暴力犯罪 2015年7月9日
松本俊彦 / 国立精神・神経医療研究センター部長』
松本先生は、この事件が全てアルコールが原因だなどと言う積もりは毛頭ないが、しかし、アルコールと暴力については、是非とも確認しておくべきだと書いておられる。
この事件では、主犯格の犯人の少年の、普段からの飲酒癖と、その酒癖の悪さが、凶悪性を増した原因ではないだろうか。
記事の中で、私が気になった文章を、3か所、抜き書きしてみた。
「傷害および殺人事件の40〜60%、強姦(ごうかん)事件の30〜70%、DV(ドメスティックバイオレンス)事件の40〜80%にアルコールが関与しているとの報告がある」
「酩酊(めいてい)が暴力を起こしやすくする原因の第一は、アルコールの脳に対する直接的な影響だ」
「件数だけをいえば、アルコールが絡む暴力事件や交通事故の数は、危険ドラッグよりもはるかに多い」
つい先日も、その日は非番で酒を飲んで酔っ払っていた都営バスの運転手(A)が、帰宅時に乗車した民営バスの運転手(B)に、何故定刻通りに発車しないのかと言いがかりをつけ、押し問答になったそうだ。
このBが定刻通りに発車しないのには、きちんとした理由があり、それを説明しても、酔っ払いのAは聞く耳持たぬ。そこへ、仲裁に入った男性(C)がいたそうだが、Aは、Cの顔面を蹴った。
このアルコールが起因する暴力性を鑑みれば、一年を通して、ホームで駅員さんに暴力を振るう酔っ払いが多いのも頷ける。
それにしても、アルコールの恐ろしさは、尋常ではありませんな。こんなもの、飲まないに越したことはないわけで、ここのところが腑に落ちれば、人生楽しいのであり、毎日が笑顔となる。
因みに、かつての飲んだくれ時代の私の場合...至って平和な酔っ払いであり、飲んで人とケンカしたことは一度も無い。私の飲み癖は、ひたすら勝手にハイピッチで飲み、泥酔し、どこででも寝てしまう、これだけ。
色んな人と酒を飲んで来たが、中には、普段はとっても大人しいのに、酒を飲んで酔いが回って来る内に、目が座り、表情や話し方も変わり、丸で満月の夜に狼男に変身するように、全くの別人格が出現する人がいる。
この手のアルコール激変タイプの飲酒狼男とは、私はその後二度と酒席を共にすることはなかった。自分の主張を押し通そうとして、誰かれなくケンカを吹っ掛け、実際にケンカになり、修羅場になることが多いので、そう言う人は、避けた。私は楽しく酒を飲みたかった。
酒は、羊(ひつじ)を狼(オオカミ)に変えてしまう。
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