111、222、333・・・と同じ数字が3つ並んだ日を楽しんで来たが、3桁の並びはラストの999になった。
この、酒を断った数字がいくつになろうとも、胸に秘めた思いは変わらないのだが、どんな思いかは、明日書くので、読んで頂きたい。
今日は、ひしひしと感じる酒の恐ろしさについて。
ごく当たり前に毎日飲んでいた頃と、飲まなくなってかなり経つ今とでは、同じ酒でも見え方が全く違う。
昼間から缶ビールとか缶酎ハイを片手に歩いている人を見ると、背筋がゾクゾクする。休日の朝方、夜通し飲んでいた酔っ払いを見かけると、強烈な違和感が身体を走る。チェーン系の居酒屋に貼ってある「飲み放題」のポスターが目に入ると、悪寒がする。
ポスターはポスターでも、いつも利用している鉄道で、今日見かけたニューバージョンの警告ポスターは、更にゾッとした。
駅のホームで発生する人身障害事故の約66%が、アルコールが原因。100件の内、66件が酒に酔った人。
但し、毎日酒を飲んでいる人で、このポスターを見て、断酒を決意する人っているだろうか。私はいないと思う。なぜならば、飲んだくれ時代の私は、「あー、危ないなー。でも自分は大丈夫」という思考だったから。
酒の恐ろしさをどこまで分かっているか。
飲み過ぎれば、それだけで死に至り、泥酔状態で「酔っていて覚えていない」ながらも、法律を犯し、常習的に飲まずにはいられなくなり、依存症と診断される。緩慢なる自殺と言われるように、それでも飲み続ければ、身体のあちこちの臓器が病気になり、死を早める。
やめてから、私にも、再飲酒の危機は何度かあったが、それはほぼ1年以内に起きただけで、1年を越えてからは、かなり安定している。
外部の要因の所為にして、○○がいけないから、とか、○○がこんな仕打ちをしたからとかで再飲酒してしまうことが多いようだが、飲んだところで何も解決せず、恐ろしい酒の餌食になってしまうだけだ。
酒の恐ろしさを、とことんまで我と我が身に叩き込む。これが断酒継続には一番良いし、これしかない。
*広告
↓↓↓※コメント欄は、承認制にしています。すぐには反映されませんが、必ず、読んで承認しますので、お待ち下さい<(.".)>
(まことに勝手ながら、コメント内容によっては、承認の前に、削除することもあります)