今日乗車した電車のドアの上部に、横長のシールが貼ってあるのに気付いた。
きっぱり、断る。
STOP!未成年者飲酒
ボクたち、
脳や内臓の成長を
ダイナシにするために
忘年会に来たんじゃ
ありません。
甘いアルコールだって、
ウチらの脳やカラダには
めちゃめちゃ
危険なんだから。
未成年者の身体に悪いものが、二十歳、つまり生まれてから20年=240ケ月=7300日経って、法的に成人になると、大丈夫になってしまうのだろうか。
大人の脳や内臓はダイナシにならないのだろうか?
甘いアルコールが、大人の脳やカラダにはめちゃめちゃ危険ではないのだろうか?
本当は、「未成年者」を省略して、
きっぱり、断る。
STOP!飲酒
これが正解なんじゃないだろうか。
でも、これでは、色んな業界やら役所が困ってしまうわけだが(笑)
未成年者はダメだけど、大人はじゃんじゃん酒を飲んでくれ!
どんどん酒が売れて、どんどん酒税も入ってほしい、これが業界と役所の本音だ。
でも、ここで立ち止まって、よーーーく考えてみよう。
酒の主成分アルコール(エタノール)は薬物である。同じく薬物として市販されている風邪薬ならば、その用法・用量は・・・
「次の量を1日3回、食後なるべく30分以内に、水またはぬるま湯で服用してください。11歳未満は服用しないこと、11~14歳は2錠、15歳以上は3錠」
とか書いてある。
一方、酒も薬と考えた場合、その用法・用量は・・・
「次の量を1日何回でも、食前食間食中食後いつでも好きな時に、そのままか好みの飲み物で割って服用してください。20歳未満は服用しないこと、20歳以上は飲みたいなら飲めるだけ」
と、書いてみれば、こんな感じになるはずで、誠にもっておかしな薬である。
酒を薬と考えてみると、一体何の薬なんだか、良く分からない(笑)
どこか不調だったり痛かったりする場合に薬を服用するわけだが、極端に考えると、酒とは、健康な人が身体を悪くするために飲む、実に妙ちくりんな薬である。
・・・と、ここで今日は終わりで、一旦記事をUPした。
その後、ネットのニュースを見たら、京都府立大学の19歳の女子学生が、昨日(2015年12月16日)夜、学内の部室で飲酒し、急性アルコール中毒で死亡したとの報道が目に飛び込んで来た。
19歳。未成年。STOP!未成年者飲酒が守られていれば、命を落とすことは無かったのだろう。
けれども、20歳なら、STOP!未成年者飲酒は守らなくても良いわけだが、自分の許容量を越えるアルコールを飲めば、急性アルコール中毒で死亡する。これは年齢が何歳だろうと、同じこと。
酒と言う飲み物の恐ろしさを、もっと世間一般に知らしめないといけない。
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