{神田明神にて。少彦名命(えびす様)}
正月だから、飲む。
イライラするから、飲む。
頑張ったから、飲む。
暑いから、飲む。
酔いたいから、飲む。
飲む理由は、いくらでもある。
しかし、酒を断ったのだから、飲まない。
酒を断って1000日、ブログも1000日書き続けて来た。始めた頃は、1000日など遥か雲の上だったが、比叡山の荒行の千日回峰行をヒントに、とにかく1000日を目指したら、いつの間にかここまで来た。
今日、初詣のウォーキングをしながら、酒は飲まないにしても、ブログ更新はそろそろ不定期にしようかな~、とぼーっとしていた...ところが、そんな私の考えを打ち砕くかのような、宮本武蔵の名言が、訪れた神社に貼ってあった。
《千日の稽古を鍛とし万日の稽古を練とす(宮本武蔵)》
これは、千日の稽古で技を習得し、万日の稽古でその技を練り上げると言った意味で、そこから、一つの技を完全に自分のものにするには、ひたすら毎日繰り返し稽古に励むしか道はないということだそうだ。
う~む。千日の稽古か。考えてみれば、酒を飲まないでいることをひとつの技とすれば、それを千日の稽古で習得したのだから、更に万日の稽古で練り上げていくわけで、断酒を完全に自分のものにするには、ひたすら毎日繰り返し稽古に励むしか道はないのだ。
千日が約3年、万日が約30年。私の人生、長くてあと30年と考えれば、次は「万日の稽古を練とす」が目標かなぁと、ふと神社で考えた。
つまりは、あの世へと旅立つまで、断酒の稽古は続くのだ。
長いな~...と思っている内に、人生どこで終わるか分からないから、いつも素面でいよう。
(暖冬の影響か。もう、梅が咲いていた。)
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