毎日《断酒》について書いているが、改めて《断酒》とは?と問うてみると、どうも暗いイメージが伴っているような気がする。
辛い。苦しい。惨め。出来ればやりたくない。そんな感じがしないだろうか。
自分が酒を断った3年前を振り返っても、最初は辛かった、苦しかった、惨めだった、出来れば続けたくなかった。
最初の数カ月のブログを読み返すと、日々の辛さを訴えている。そもそもが苦し紛れで書き始めたブログだった。ただ、途中から、あることに気付いて、努めて明るく楽しい断酒へと切り替えた。
何に気付いたのか。悲しい気持ちでも、楽しい気持ちでも、飲まないと決めたからには、飲まない生活に変わりはない。ならば日々悲しむより楽しんだ方が断然良いではないか。飲まない生活を楽しむにはどうすれば良いのか。
そこで、まぁ、私は、酒を徹底的に嫌う作戦を思い付き、実行したわけである。酒をどうやって心理的に遠ざけるかは、その人によって違うので、私の方法は、数ある中のひとつに過ぎないと思う。
断酒に伴う暗いイメージ。私はそれを払拭したい。
どうせ酒をやめるなら、みんなで集まってワイワイガヤガヤ明るい断酒があっても良いではないか。というわけで今、断酒の仲間を集って、それを実践中である。
断酒仲間で酒害を共有し、酒の恐ろしさを徹底的に己に叩き込むことも必要だ。でも、それだけでは、せっかくの断酒が詰まらないものになってしまうだろう。下手すると、酒を断つことそのものが目的になってしまう。
「オレは断酒歴10年だ、どうだ、凄いだろう」とか
「私はもう20年も酒を断っている。エライだろう」とかの人がいたとしても、ただ酒を断っているだけでは、「はー、そうですか」と答えるだけである。別に凄いともエライとも思わない。
断酒は、問題飲酒者にとって、より良い人生を生きるための《手段》であって《目的》ではない。
そんなわけで、みんなで集まってひたすら明るく、呵々大笑と笑い飛ばす断酒も良い。どころか、それのほうがからっとしていて、先行き明るい。
一人で、あーでもない、こーでもない、と悩みながらやめているより、自分の悩みをさらけ出して、仲間の知恵を借りたり、日々の生活の様子を伝えあったりしながら断酒生活を楽しむほうが、自然で長続きするはずだ。
この断酒仲間の唯一の共通点は、もと飲んだくれで、今は断っていると言う、たったこれだけ。後は、全て違う、だから逆に仲間として面白い。
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