断酒とは何の関係もない、全く別件の調べ物をしていたら、興味深い法則について書いてある文章をたまたま見つけた。
聞いたことがあったような、ないような法則だ。
《80:20の法則》の《パレートの法則》は、聞いたことがある。売り上げの8割は全顧客の2割が生み出しているとか、アリの集団の内の2割が食べ物の8割を集めて来るとか。
これを適用すると、酒の売り上げの8割は、飲酒人口の内の2割を占める、飲んだくれが生み出しているのかなあ。何となくそんな感じがするな(笑)
《ハインリッヒの法則》は、別名《1対29対300の法則》とも呼ばれている。アメリカの損害保険会社に勤務していたハーバート・ウィリアム・ハインリッヒと言うひとが、1929年に出版した論文が初出だそうだ。
世界中の労働現場で、作業する労働者への注意を喚起するために活用されている。
1件の大きな事故や災害が起こるまでには、29件の軽い事故や災害が積み重なり、更にそれらの下には、300件のヒヤリ・ハットがある。ヒヤリ・ハットとは、何ごとも起こらなかったけれど、実は危なかった(ヒヤリとしたり、ハットしたり)。
300件のヒヤリ・ハットの段階で気付いておけば、29件の軽い事故も、1件の重大な事故も防ぐことが出来る可能性が高くなる。物事に絶対はないけれど。
問題を起こす飲んだくれにも、《ハインリッヒの法則》は適用されると思うがどうだろうか。
300回の、あぶなかった!
↓
29回の、やっちまった!
↓
1回の、あー、もうだめだ。
あぶなかった!が一度でもあったら、もうそこで酒を断ってしまえば、最善だ。
やっちまった!で気付いて、断っても、まだ間に合う。
問題は最後の、あー、もうだめだ、の段階である。自分や他人の命に関わることでなければ、まだ良いが...。
と、今日は、こんな学びを得たと言うお話だった。
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