断酒マラソン掲示板モドキで、NoSakeさんとマッキーさんが発言されていた、
「酒との見えない境界線」
これ、分かる人には良く分かる。私にはとても良く分かる。
私の実感では、その境界線は、透明の分厚い板のようなものかな。酒が間近にくっきりと見えるのだが、手を伸ばしても、板で跳ね返される。
実際には、それは、心理的な酒との壁だと思う。これが構築されると、物理的な酒との距離が数cmでも、心理的な距離が途方もなく遠い。数十km?それ以上かも。何れにしろ、すぐそこに見えても、届かないので、手も伸びない。ちょっと表現が難しいが、こんな感じだ。
この境界線は、最初はペラペラの薄っぺらく頼りのないもの。単に断酒を決心しただけだと、ペラペラのままだ。一日一日、飲まないを重ねつつ、酒について、飲酒について、アルコール依存症について、自分で広く深く学び続けることによって、この境界線は分厚くしっかりと強固なものになってくる。
酒を好きなままでも、嫌いになっても、それはその人のスタンスなので、どちらでも構わない。私は、いつも書いているけれど、大嫌いになる方法を選び、実践し、そのとおり嫌いになった。
重要なのは、自分で自分がアルコール依存の病であることを認め、酒について、病について、学ぶこと、学び続けることだ。もちろん、医者に掛かったり、自助の会に参加することも、大切な選択肢だ。
酒との間に透明で強固な壁が出来ると、普段の生活がとても楽になる。と言っても、この壁は、完璧ではなくて、常に警戒心を持っていないと、脆くも崩れ去る危険も孕んでいる。
酒を断って、ある期間経つと、同じような考え方を共有出来るんだなぁ~、と、なんだか感慨深いものを感じて、今日は書いてみた。NoSakeさん、マッキーさん、いつもありがとうございます。
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