酒を断った人が憧れるのは、酒を飲まない生活が当たり前になること。
断酒生活が安定してしまえば、なーんだ、こんなものなのか、と、かつての苦しかった日々が懐かしくなる。
但し、当たり前に飲まない生活、そこへと己を運んで行く過程が、なかなか大変なこと。特に、断酒間もない頃は、頭の中一杯に広がっている、酒・酒・酒。
やめている状態がこんなにも苦しいのなら、幸せとは言えない。飲めば一瞬で幸福を味わえるのに。と、こんなところが正直な気持ちで、これがやめてもまた飲んでしまう原因だろう。
そこで、冷静になって考えてもらいたいのは、ここで飲んでしまって、果たして自分は幸福になるのか、不幸になるのか、と言うことだ。
飲んだとして、どうなるのか、シミュレーションならば、その場で出来る。
《飲む》→《気持ちが良くなる》→《もっと飲む》→《記憶が飛ぶ》→《醒めた時、必ず飲んだことを後悔する》
ざっとこんな感じだろう。短絡的に、これの、《飲む》→《気持ちが良くなる》を味わいたくて、飲んでしまう。一瞬だけ、薬物効果による幸福感を味わえる。これを持続するには、薬物のアルコールが必要なので、酒を飲み続けなければならない。
飲んで幸福になるのかな?
一瞬だけ、アルコールによって幸福感が訪れるが、必ず心は不幸のどん底に落ちる。遊園地にあるジェットコースターのようなものだ。
ひとりで苦しまないで、酒を断っている仲間と一緒に断酒を楽しもう。
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