断酒の仲間って、ほんわか温かい。私は、それが好き。
ひとり一人状況は違うけれども、酒を断つ苦しみは、皆同じく経験している。
断酒仲間には、今現在苦しんでいる最中の人と、それを乗り越えた人がいる。乗り越えた人は、苦しみを十分に経験して来ているから、他人の苦しみが自分のことのように分かるのだ。
誰かが苦しめば、丸で自分のことのように感じて、その人を助けたく助けたくて、ウズウズしてしまう。私も、それで、毎日ブログを更新している。
だが、もどかしいことに、直接その人を助けることが出来ない。例えば、自分が今、飲酒欲求を克服して、酒無しの生活を普通に送っているとして、今現在苦しんでいる人に、どうアドバイスしたら良いのか悩む。
何故ならば、断酒後の苦しみは、飲んだくれが酒を断った場合、必ず一度は通らなければならない洗礼のようなものだから。その苦しみは、ひとりで乗り越えなければならないから。その上、頭痛薬のような即効性のある薬も無い。
『苦しみを 苦しんでこそ 断酒かな 苦しみの後 楽しみが待つ』
(くるしみを くるしんでこそ だんしゅかな くるしみのあと たのしみがまつ)
苦しむのは自分ひとりだが、それを乗り越えて来た断酒仲間が、いつでもその苦しさ・辛さに耳を傾けてくれる。励ましてくれる。ネット上であっても、メッセージの向こうには、温かい人間がいるのだ。嬉しいことだ。
だから、安心して、断酒して苦しんで身悶えてほしい。ヘンな表現だけれど、必ず通らなければならない道なのだから。苦しい時に、その苦しさを吐き出して、誰かに聞いてもらえば良い。七転八倒の苦しみを味わった後には、きっと穏やかな日々が待っているのだから。
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