今朝7時頃、山手線某駅プラットホーム。
足を投げ出し、丸めた背中は柱につけて、青ざめた顔で、ヨダレを垂らして眠りこけている二十代前半くらいの青年がいた。ジーンズに半袖のシャツを着ている。
夜は駅が閉まっているから、朝方までどこかで飲んでいて、始発に乗って来たのだろうか。
酔っ払って眠りこけているのは明らかだった。
私も若い頃似たような経験があるので、この若者のことをとやかく言う資格などないが、若い世代に、もっと飲酒の危険性を積極的に伝えたいと思った。今のところ、自分の子供にはかなり厳しく教え込んでいるが、他の若者には、精々ブログを通して訴えているだけである。
駅で眠りこけていた青年は、ある時ハッと覚醒し、先ずは、アレレ!なんでオレはこんなところで寝ていたんだ?と、《ココハドコ?ワタシハダレ?》状態に陥ることだろう。
そこから、色々と思い出し、しかし、途中で記憶が途切れていることに愕然とする。所持品も、例えば最初から何も持っていなかったなら良いけれど、やれ財布が無い、鍵がない、バッグが無い...などの状態かもしれない。
極端な話、飲み過ぎて記憶が飛んだ上に、何かを失くしたとて、命に別状がなければ、儲けもの。運が良かったわけだ。
泥酔して己を失っている時に、命を奪われたかもしれない。誰かを傷つけてしまったかもしれない。何をされ、何をしたとて、エタノールによって脳の海馬が本来の働きをしていないので、行動の記憶がされていないのだ。
このような、飲酒の危険性を、昔も今も、きちんと教育していない。そればかりか、二十歳になったら酒を飲もうと、煽りたてるだけだ。あまつさえ、飲酒年齢を18歳からにしようなどと画策している恐るべき連中がいる。
ふざけた話である。
製薬業界と同じで、酒の業界も、裏で莫大な金額が動いている。製薬業界は、病人がいなくなり、世の中の人が皆健康になってしまえば、成り立たない。同様に酒の業界は、酒を飲む人がいなくなり、世の中の人が皆酒を飲まなくなれば、成り立たない。
この辺りに、酒害を若者にきちんと教育しないカラクリがあるのだろう。
さてさて、話変わって、日曜なのに、何故早朝に山手線某駅のプラットホームに私がいたのか・・・って?
釣りのとら師匠に釣行の報告をせねば。
晴れたので、突如思い立って、ハゼ釣りに行ったのである。酒なんぞとは無縁の生活で、朝早くから起きているので、その日の行動も自由自在だ。
因みに、ハゼ釣りは、軽装ですぐに行ける。 延べ竿1本、仕掛け、エサ、小さいクーラー、小さいバケツ。こんなところ。因みに、エサは、ベビーボイルホタテ。ネットで知って半信半疑だったが、おもしろいように釣れる。コストパフォーマンス最高の、ハゼ釣りエサだ。
スカイツリーの見える、こんなところで、半日釣っていた。
ハゼは、形が美しい。私の好きな魚である。 いつもはから揚げか天ぷらだが、今日はハゼの柳川風にしてみた。美味であった。
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