数日、女将さんからのコメントが途絶えて、ひょっとしたら入院されたのだろうか、とか、断酒仲間と共に、私も気になっていた。
昨日、女将さんからコメントがあって、ひと先ず安心したけれど、矢張り私には、気の利いたコメントがなかなか返せない。
女将さんは、酒を提供することが仕事なので、酒を断つ側からすると、想像もできないくらい過酷な状況だからである。
私は、断酒開始から1年間は、酒を見ないように、酒を感じないように、酒から兎に角離れて生活した。幸いな事に、パートナーであるかみさんは超の付く下戸(体質的に酒を受け付けない)なので、家でも酒を見ることなく過ごすことが出来た。これは、断酒するには、かなり恵まれた環境だった。
ところが、女将さんの置かれた状況は、砂漠で水を飲むなと厳命された人に等しい、とさえ感じる。
特に、断酒直後の、酒への渇望は、半端ではない。頭では、分かっていても、身体の底から飲みたくてたまらないのだ。だから、視界から、聴覚から、生活環境そのものから、酒の存在を消すのが、先ずは一歩なのだ。
それが、毎日仕事として、当たり前に目に入り、匂いも感じ、飲む人を目の前にしているわけで...
そう言った環境で断酒を志し、見事に今継続している経験者であれば、きっと為になるアドバイスを女将さんに送ることが出来るだろう。そう言った意味では、私など、ヘッポコ断酒かもしれない。それくらい、初期の頃の断酒の環境は、その人にとって影響力が強い。
だからこそ、ここで、女将さんが、断酒生活を安定期に持ち込むことが出来れば、誰がみても、これほど素晴らしいことは無い。
私がこれまで学んできたことから、女将さんに少しだけ伝えたいことは、タイトルに込めてみた。
自分の状態を認めること。そして自分を受け入れること。
断酒仲間の皆さまの温かさが、女将さんに力を与えてくれますように・・・
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