所用で歩いていたら、「無料で肺年齢のチェックをしていま~す!」との呼び声が。
その声を出しているお兄さんに、「時間はどのくらいかかるんですか?」と聞いたら、
「今でしたら、10分くらいお待ちいただければ、大丈夫です」との答え。
番号札を渡され、並べられた椅子に座り、COPDについての説明を聴講しながら、待っていたら、すぐに呼ばれた。
向かい合わせに座って、担当のお姉さんからこれからやる検査の説明を聞いた。
鼻を洗濯ばさみのようなものでつまみ、検査の機械につながっているホースを口にして、最初は普通に呼吸し、お姉さんの指示で、思い切り吸い込み、一気に吐き出す。たったこれだけの動作で、機械が肺年齢を判定してくれる。
みなさんは、COPD(慢性閉塞性肺疾患)をご存じだろうか。飲酒とも関連が深い、喫煙つまりタバコが原因になる病気だ。肺が障害され、咳が出て、呼吸が苦しくなる。
私も、今は禁煙しているとは言え、かつては愛煙家であったので、気になって、検査を受けてみた。
そこで思ったのは、肺年齢があるなら、こんな機械で、飲酒年齢をチェックできても良いのにな、と。
これのチェックは、簡単なアンケートに答える感じになるのだろうか。飲酒開始年齢、飲酒の頻度・量、酔い方、過去に起こした飲酒の問題、等々。
例えば飲酒年齢が二十歳くらいならば正常で、十歳加算するごとに、黄色信号が灯り、私のような問題飲酒者は、飲酒年齢百歳と出るとか。或いは、すでに飲酒年齢の寿命はオーバーしているとか。
自分の飲酒の問題が、何か目に見える形で分かれば、断酒もやりやすいような気がするが、どうだろうか。
断酒へと踏み出す指針が無さすぎる、今の世の中。今日の肺年齢のチェックのように、飲酒年齢或いは飲酒問題について、あなたもチェックしてみませんか、のようなイベントを日本全国でやってほしいものだ。
飲酒人口を考えれば、アルコール依存症予備軍の人に、それを示すことが出来るイベントを定期的に各地で行えば、重症化するのを未然に防ぐことが出来るのではないだろうか?
尤も、タバコほど世間の悪者になってはいない酒だし、こんなキャンペーンを張ったら、酒が売れなくなってしまうし・・・やらないかな・・・
(私の肺年齢は、実年齢-11歳だった。へ~、禁煙10年の成果はあったようだ。)
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