約一週間前のニュースだが、今月(2016/12)2日の夜から3日の朝にかけて、全国の警察が、約2600か所で、飲酒運転の一斉取り締まりを行ったそうだ。
結果は、一晩で酒酔いと酒気帯びの240件が摘発され、20人を逮捕したそうだ。
実際には、取り締まりの行われた全国の2600か所以外の道路を、もっと沢山の飲酒運転車両が当たり前に走行していたはずであり、この摘発240件、逮捕20人は、正に氷山の一角だろう。
海面下の氷山本体、つまり、飲酒運転の車両の全体像を考えると、鳥肌が立つ。
特に、交通手段が主に自動車だけの地域では、酒を買いに行くにも、飲みに行くにも、自家用車が欠かせない。飲んだ帰り、代行を頼めば安全なのに、余計なお金を払いたくないのと、オレ(ワタシ)は飲んでも大丈夫!との、酔っ払い特有の自信過剰な気持ちが、飲酒運転を誘発する。
何度も何度も書いているが、飲酒運転は、悲惨な結果を招くことが分かっている。
「分かっちゃいるけど、自分だけは大丈夫!」
酔っ払いの思考回路は、これだろう。飲むと気が大きくなり、ある意味スーパーマンになるのが、酔っ払いだ。
これに似ているのが、高齢者ほど自分の運転に自信があるという調査結果だ。恐ろしいことに、60代、70代、80代、と、年齢が上がるごとに、本当は運転能力が衰えているのとは正反対に、年を取ればとるほど自分は運転が上手く、事故を回避出来る自信があると思っている人が増えていくのだそうだ。
高齢になるほどいろんな能力が衰えて来るのは、人体に流入するアルコールの量が増えるほど、普通に出来ることが少なくなるのと似ている。そして、自信過剰の度合いが増すのも似ている。
近頃とみに増えてきた、高齢者ドライバーによる事故と、飲酒運転事故がオーバーラップして、こんなことを書いてみた。
酒を飲んだら車に乗ってはならないし、運転能力の衰えた高齢者も、自主的に運転免許を返上してほしいものだ。
(渋谷へ買い物に出かけたので、クリスマスムードを撮ってきた。ハチ公も、ドレスアップしていた。)
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