はるかさんからのコメントで、私が日頃感じている、断酒は、1年継続してやっと本物に近づくことの、解のひとつが分かった。
『一年までは、
「昨年の今ごろ」はまだ飲んでいたわけで、思い出すのは飲んでいたときのこと。
一年が過ぎて、思い出すと、そこには飲んでいない自分がいて、毎年それが当たり前になっていくのだなぁと、
もうすぐ一年半になる私は思います。』(一部抜粋)
それは、日々、1年前を振り返るときに、分かること。
初年度は、1年前の今日を思い出すと、必ずや飲んだくれであって、どちらかと言えば、その頃を思い出して飲みたくなってしまうことがある。さて、断酒したことは正解だったのか、などと考えて、飲酒へと誘う小悪魔に負けそうになったりする。
けれども、1年が経過してから日々振り返ると、そこには、苦しくとも飲まなかった実績ある一日一日が、どっしりと横たわっているのだ。
1年は365日(今年のような閏年は366日)。
元旦から断酒を開始する人は極少数で、多くは私のように、年の途中に開始するのだろう。そして、初日から飲まない日を、子供の積み木のように積んで行く。かなり危なっかしいけれど、段々とうまくなってゆく。
1年は、最初の頃、途方も無く長く感ずる。私には、酒を飲まない日々を月の単位では考えられなかった。1週間が長かった。1年後、つまり来年のことなど想像すら出来なかった。
それが、来し方を振り返ることが当たり前になると、日々の生活の質が全く違ってくる。
去年の今頃、辛かったけど、飲んでなかったな。
去年は、花見の時期に酒を飲まないのがとっても辛かったな。
去年の夏は猛暑だったけど、炭酸飲料だけでやり過ごしたな。
振り返って思い出す日々は、敢えて飲まなかった記憶で埋めつくされている。何というか、1年365日を、全て断酒の日々で塗り潰すような感覚だろうか。
1年の断酒、続けて見てほしい。自分を騙して、鼓舞して、勇気づけて、何でもいいから、飲まない日々を、1年。
*広告
↓↓↓※コメント欄は、承認制にしています。すぐには反映されませんが、必ず、読んで承認しますので、お待ち下さい<(.".)>
(まことに勝手ながら、コメント内容によっては、承認の前に、削除することもあります)