「見た目はふつう、味はとくべつ」
上記は、今日ふと見かけた、洋菓子屋さんの、ロールケーキのキャッチコピー。
コピーライターの人、うまい文句を考えたものだな~。と、感心しつつ、すぐに浮かんだのが、今日のタイトルだ。おぉ~、これで、ブログが書けるぞ!
断酒したって、そうそうに外見は変わるものではない。うちの猫(ちぃちゃん)のように、断酒した人に近寄ってクンクンと匂いを嗅げば、酒臭さが無くなっていることには気付くだろうけれど。
例えば、断酒しているAさんが、断酒前に会ったきりのBさんに、街中で声を掛けられたとする。
B:「やあ!お久しぶり!」
A:「あ~、Bさん!こちらこそ!お元気でしたか?」
B:「相変わらず飲み過ぎちゃってて、肝臓がへたばってるよ(笑)」
A:「おやまあ!」
B:「どう!Aさん、やっぱり飲んでる?いい店があるんだ、飲みに行こうよ!」
見た目では全く分からないから、お互い酒好きなら、こんな会話になるだろう。でも、Aさんは、見た目は昔の飲んだくれでも、中身が断酒erに入れ替わっているのだ。
私も、数年ぶりに会う人に酒を断ったと言うと、目玉が飛び出るほど驚かれる。それほど、《私と言う人間=飲んべぇ》の印象が、断酒前の私しか知らない人には、かなり強烈に焼き付いているようだ。
酒を飲まない人間に生まれ変わったことは、おでこに《断酒人間》のシールでも貼っておかない限り、相手に分かるわけがない。
この、見た目と中身のギャップを驚く、相手のリアクションを、私は密かに楽しんでいるのだ。外見は変わらなくたって、中身はもう飲んだくれではないのだぞ!ふっふっふ!変身して、《断酒er》はたまた《断酒マン》になったのだ!
もう、4年以上も、泥酔も二日酔いも深酒での後悔も、一切ないのだ!飲んでないから、当たり前だけれど、ネ!
そんなわけで、飲みの誘いがあった時には、私が酒を飲まずに、ソフトドリンクでも良いと相手が了承すれば、付き合うこともたまにある。これは、断酒してから3年を経過した頃可能になった。
隣でどんなに酒を飲まれても、何ともないのだ。寧ろ、酒なんぞをうまそうに飲んでいる人を見ると、心の底からとても気の毒に思うのである。
と言っても、飲み屋の喧騒とたばこ臭さが私には耐えがたいので、滅多に行かないけれど・・・
断酒が板に付いて来ると、見た目も飲んだくれではなくなり、下戸になるのかな~。少なくとも、酒に対する羨望の眼差しは消えているので、後天的な下戸に生まれ変わっているはずだ。
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