昨日(2017/9/1)のskypeで、昔のアル中と今のアル中の違いが話題になった。
発端は、昼間からワンカップや紙パック1合の日本酒を片手に、ブラブラと飲みながら歩いている爺さんアル中を何人も見かけるけれど、何だかとても健康そうだと私が話したこと。
ごく一般的に多くの人がイメージするアル中は、酒しか飲まないので、栄養状態が悪く、やせ細り、コップを持つ手がプルプル震え、それを何とか口元に運びつつ、こぼしながら飲むような、そんな感じではないだろうか。
昔は確かにそうだったかもしれない。けれどもアル中のイメージが定着した時代に比べれば、今は生活が改善して、バランスの良い食事が出来て栄養状態が良くなっている。
頭はアルコールで逝っちゃっているけれど、身体(内臓)が割と頑丈に出来ているからこそ、街中を徘徊出来るのだろう。但し、こう言ったアル中は、いつまでも元気なままで飲めるわけではない。突然倒れてしまうかも知れない。
たまたま私が街で見かけたアル中のことを書いたけれど、もちろん、家に引きこもって酒を飲み続けているアル中もいるし、入院中のアル中もいるわけで、アル中百態を書けるくらいに、アル中も様々であることは確かだ。
しかし、身体がどんなに健康でも、昼間からワンカップや紙パック1合の日本酒を飲みながら街を徘徊するような老人には絶対になりたくない!断酒していなければ、自分は確実にこの徘徊路線に進んでいたことだろう。この一点だけに於いても、断酒して良かったと、しみじみと思うのである。
そう言えば・・・
その辺を歩いている爺さんアル中を見て感じたことを書いてきたけれど、実は、自分自身が健康そうなアル中ではないか!酒を断って何年経とうと、アル中であることに変わりはないわけで・・・このことに気付いて愕然とした。
そうだった、・・・だが私は、健康そうな、ではなくて、健康なアル中なのだ!
このブログを読んで下さっている断酒仲間の皆さんも、同じく、健康なアル中である。つまり、飲んだくれていた頃は不健康なアル中だったわけだが、断酒した今は、健康なアル中なのだ。このことは誇りである。
何年、何十年断酒を続けたところで、アル中(アルコール依存症)は不治の病なわけで、アル中には二態しかなく、飲み続けるアル中と、断酒したアル中があるのみだ。
同じアル中でも、飲み続けるアル中は不健康であり、断酒したアル中は健康だ。
そんなわけで、まだ酒を断っていない方も、最近酒を断ち始めた方も、ある程度の期間断酒して慣れて来た方も、健康なアル中を目指そう!
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