断酒でバックヨラク!
【抜苦与楽】(ばっくよらく)
元々は仏教の言葉で、仏または菩薩が、人々から苦しみを取り去って、安楽・安心を与えること。
飲んだくれて、酒が人生の《苦》になった人は、《苦》から抜け出し、《楽》が欲しい。
神様、仏様、菩薩様・・・
私もそうだったけれど、多くのアル中は、安楽が欲しくて酒を飲み、酔っ払って別世界に行き、戻ってはまた恋しくて酒を飲み、別世界へ行き・・・これを繰り返したわけである。
そして、いつしかハタと、酒が与えてくれたはずの《安楽》は、実は全くの嘘っぱちで、《苦痛》だったことに気付く。
この、飲酒による《苦痛》から逃れるには?
断酒するしかない?!ガガーーーン!
・・・のだが、酒を断った直後は、苦しい。
もちろん、断酒なのだから、酒を飲みながら仏や菩薩に楽を祈るわけにもいかず、 断った酒を仏や菩薩に供えて、手を合わせ楽を祈るしかない。
この酒を飲みたいその苦しみは、楽を得るために必要な苦しみである。いきなり楽はやってこない。 一日一日飲まない日を積み重ねれば、あなたにも必ず、《抜苦与楽》がやって来る。
これを多くの断酒が必要な人に伝えたいので、毎日ブログを書いている。
これからの季節、なんだかんだと飲む機会が増える。年末、北から南まで、日本列島は飲み会のオンパレードだ。
私のみすけが、かつて外で飲んで色々と失敗したのは、寒い季節が多かった。どういうわけか、11月下旬から、3月くらいの間に集中している。
読者の方は、どうだろうか。いやいや年中同じだとか、暑い夏のほうが失敗が多かったとか、季節による悪酔いの度合いが違うことがあるだろうか。
夏は、電車を乗り過ごしても、晴れていれば酔っ払いつつも、夜風に吹かれながらタクシーを拾いつつ歩くこともあった。それが、冬は、寒くて惨めな思いをしたことが多々ある。
更に泥酔すれば、寒い地方の人であれば、凍死の危険性もある。昨年、札幌のオフ会で、なよくんに聞いたけれど、毎年春になると融けた雪の中から、いつ死んだか分からない酔っ払いの死体が出て来るそうだ。
何を隠そう、私も、断酒日のひと月前、つまり2月だが、自宅の近所で飲んでいて泥酔し、鍵を持っていたのにも関わらず、自宅マンションの前で行き倒れのように、眠りこけていたのだった。
この時は、マンションの夜の警備をしている方に、たまたま見つけてもらって、事なきを得た。
断酒していれば、そんな心配はない! あなたも、断酒で《抜苦与楽》!
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