「苦しいからこそ、また行っちゃうんですよね」
パチンコ依存症の人の言葉だ。
私のみすけは、自分の酒がアルコール依存であることを理解してから、他の依存症についても、本を何冊か読んで学んだ。
依存症は、依存の対象によって、アルコールだけでなく過食症、ニコチン依存、その他薬物依存、また、パチンコなどのギャンブル依存、インターネット依存、借金依存、共依存、等々、沢山有る。
依存の対象こそ異なるが、辿る経過はどれも似ている。特に、どちらも国が認めている、アルコールとパチンコについては、そっくりと言っても、過言ではない。
YouTubeで、アルコール依存だけでなく、ギャンブル依存の動画もたまに見るのだが、パチンコ依存の動画で、アルコール依存にも共通し、学べるものがあったので、紹介する。
10年前くらいの番組だ。
クローズアップ現代 パチンコ依存症
8分20秒辺りから・・・
50代の元主婦が出て来る。
旦那と娘がいたが、パチンコが原因で離婚。
多い時には月に60万円をパチンコにつぎ込んだそうだ。
癌が発覚し、それがきっかけで、パチンコをやめたとのことだが、娘を産んで育てた時の育児日誌を読み返しながら、失われた時を悔やんでいる。
16分50秒辺りから・・・
ギャンブル依存症も、深刻な場合は、3か月程度の入院治療を行う。
入院治療プログラムでは先ず、依存症が病気であることを認識させることから始まるそうだ。
これも、アルコール依存症と同じだ。
17分30秒辺りから・・・
入院して2か月になる30代の男性が出て来る。
当初はパチンコ依存は病気だと言われて、病気だったんだ!と安心した。
その反面、3か月病院にいれば、退院してまたパチンコが出来る!と思っていたそうだ。
気持ちが変化したのは、「認知行動療法」と呼ばれる、特殊なセラピーがきっかけだった。
20分20秒辺りから・・・
3カ月の入院治療が済んで、退院した50代の女性が、日々の生活で再びパチンコに行かないように気を付けている話。
この女性が病院と交わした、3つの約束。
①財布に3000円以上入れて持ち歩かない。
②パチンコ店の前を通らない。
③週に一度は自助グループ(GA)に参加する。
(GAは、アルコール依存症の自助グループAAのギャンブル版である。)
22分40秒辺りから・・・
精神科医が、ギャンブル依存の克服に時間が掛かることについて説く。
・自分の病気に気付くまでに非常に時間がかかる。
・気付いてから自分の問題を客観化させる。こういう問題があったんだと、自分探しをしてもらう。
・最終的には、等身大の自分を見つめ、認めることによって、背伸びをしない生き方を見出す。
・そうすると、日常生活にギャンブルのような強い興奮は必要なくなる。
と、こういうステップを踏むそうだ。
酒は断酒、ギャンブルは断賭で、いずれもスッパリと断ち切らねばならない。
最後のほうの、精神科医の説く回復過程が、パチンコ依存もアルコール依存も全く同じであることに注目してほしい。
昔から、「飲む打つ買う」などと、道楽の限りを尽くすことを表現するけれど、何れも依存症に関連しているな~
P.S.
しんさんから質問があった、リンゴ酢。
少し高いけれど、私のみすけは、経験上、原材料がリンゴだけの純リンゴ酢をお勧め!
他の酢に比べたら高いと言っても、酒に比べたら、安いものでしょ!
それに身体にとても良いし、普通のリンゴ酢より純リンゴ酢のほうがうまい!!
(下記リンク先の記事ではマズイと言っているので矛盾するけれど・・・(笑))
↓参考までに(笑)
2013/4/3
『酒の代わりに飲んでいるモノはなんでしょう?(断酒20日目)』
*広告
↓↓↓※コメント欄は、承認制にしています。すぐには反映されませんが、必ず、読んで承認しますので、お待ち下さい<(.".)>
(まことに勝手ながら、コメント内容によっては、承認の前に、削除することもあります)