「ちゃんと帰って来てよ!(-"-;)」
その昔、飲み会がある日。ウキウキと玄関で靴を履いていると、いつもかみさんから掛けられた言葉だ。
「いってらっしゃ~い!(o^-^o) 」
酒を飲まない生活が当たり前になってからは、これだけ。
理由はとっても簡単な話で、外で酒を飲んで酔っ払うと、のみすけの行動は、アンコントローラブルに陥り、ちゃんと帰って来たことが、ほとんどないのだ。
こんな実話がある。
友人と隣の駅で飲んでいた。
一軒目で上がれば良いのに、何件もハシゴして、泥酔。
電車に乗って帰った(はず)。
ところが、乗った電車は終電で、目覚めたのは終点だった!
ひと駅百数十円の電車賃が、福沢諭吉と樋口一葉を足したくらいのタクシー料金になってしまった。
真夜中にたたき起こされた奥様の迷惑や如何に!
誰の話かって?
私のみすけの話である。とほほ。
私は、外で飲んだくれて、ちゃんと帰って来たことは、数えるほどしかない。
一方で、断酒以来、どんなに帰りが遅くなろうとも、一度たりとも電車を乗り過ごしたことも、何か大事なものを紛失したこともない。
これが、酒を飲まない人の安心感、信頼感なのである。
酒を飲まないと、自分で自分を信用できる。
酒を飲むと、自分で自分を疑うことしか出来ない。
この違いは、大きい。
家族も含んで、自分以外の人からどう見られるかはもちろんのこと、自分で自分の行動に責任が持てるかどうかである。
前回は失敗した。
あれは、飲み過ぎたのがいけなかった。
この次は、きっと、キリのいいところで、飲むのをやめる。
と、いつもいつも、失敗する度に思うことは同じで、何度も何度も、飲み過ぎては反省、また次のチャレンジを繰り返したものだ。
きっと、私と同じことを繰り返した人は、沢山いらっしゃることだろう。飲んだくれの思考回路は、似通っている、と言うより、ほぼ同じなのだ(笑)
アルコールを身体に注入しなければ、どんなに根が飲んだくれでも、どんなに夜遅くなっても、シャンとして、帰宅出来る!
この、シラフの安心感を一度味わうと、自分だけがノンアルコールで過ごした飲み会の帰り道が、何だかとってもワクワクウキウキして、やったー!と、思わずガッツポーズが出てしまうほど嬉しいのだ。
経験ある方は、この気持ちお分かり頂けると思う。
酒を飲む・飲まないは本人の自由だが、酒に飲まれてしまう人は、24時間シラフでいられるように、断酒して、周囲にも、自分にも、飲まない人の安心感を与えてほしい。
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