世の中にあふれる酒や、その宣伝(CM、ポスター、ドラマのシーン)。
更には、飲酒を礼賛する風潮。酒を断った人に対する白眼視。
昨日の記事に危険物乙7さんがコメント下さったように、私も断酒後1~2年は、国やらメーカーやら世の中やらに、腹を立てていた。
飲酒するように煽るだけ煽って、酒税をかすめ取り、こちらが飲み過ぎてアル中になれば、病院へ行きなさいかよ!と、そんな感じで、憤り、ブログにも怒りの内容を書いていた。
あれやこれや日々酒害を調べつつ、配信される飲酒問題のニュースも参照し、ブログを書くことを繰り返し、断酒を継続して来た今、分かって来たことは・・・
飲酒関連で頭に来ることは山ほどあるのだが、いちいち目くじらを立てても何も変わらない。
これは巷間よく言われる、相手を変えることは出来ないが、自分が変わることは出来ると言うことだ。
結局、酒の害を被ったのは、自分が酒を野放図に飲んだからであって、売っていた店に文句を言ってもお門違いだし、酒の販売を合法的に認め、そこから酒税を得ていながら大したアル中対策を講じていない国など、論外である。
このことに気付いたら、酒そのものに対する見方が、また更に変わって、飲めない仙人のかみさんの考え方に近付いたような気がしている。
のみすけの飲んだくれ時代から、断酒直後の頃の、スーパーでの買い物の話。
酒そのものが、自分の飲み物のリストに入っていないかみさんは、当時、のみすけの垂涎の的であった各種の酒が棚に並ぶ店内で、それらを全く無視して通り過ぎていた。
断酒直後の頃、私は、たったそれだけのことで、かみさんが仙人のように思えた。
かみさんにしてみれば、自分が飲まない酒なる飲料には、全く興味がないから、素通りするだけなのだ。
今の私が、そのようになっている。以前は、酒の売り場は意識して避けていたのだが、今は、近くを通っても平気だ。たまに、ある特定の酒(透明のドデカイペットボトル入りの焼酎!)が目に飛び込んで来ると、軽く吐き気を覚えることがあるくらいだ。
本当は、国を始め、各種の酒を造っているメーカーなどに、もっと酒害についての啓蒙活動やら、アル中の対策などに本腰をいれてほしいけれど、それは叶わない。
飲酒礼賛社会、のんだくれ・酔っ払いに寛容な社会がもっと変わってほしいけれど、それも叶わない。
ならば、自分で自分を酒から守るしかない!
大いに酒害を学んで、世の中の理不尽に対抗し、己の口に酒を入れないように、自分で自分を守ろうではないか!
それと、酒やら飲酒やらについて、世の中ヘンだな~、おかしいな~、狂ってるだろ~、と沢山沢山思っていること、感じていることがあるだろうから、それは、断酒仲間で、共有しよう!
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