今日は、飲酒運転でのひき逃げの動画を見て、背筋が凍りついた。
それは、ドライブレコーダーに記録された、元アイドルの某女性が、スピードも落とさずに赤信号を直進し、青信号を確認してから横断を始めた自転車の女性を跳ね飛ばすシーンだった。
テレビでもネットでも話題になっているので、彼女がかなり酔っ払って車を運転していたことは、みなさんご存知だろう。
酒を飲んでやらかして、失うものは、お金では決して買えない、大事なものばかりである。自分の大事なものばかりではない。家族の大事なものや、他人の大事なものまでも、奪ってしまうのだ。
そして、本当に大事なものは、プライスレス。
プライスレスなモノ・コトは、一度失われてしまうと、どんなにお金を積んでも、買い戻すことは出来ない。そもそも、お金で買えるものではないからこそ、プライスレスなのだ。
酒で奪われてしまった大事なものは、二度と取り戻すことが出来ない。
命、健康、親子関係、兄弟姉妹の仲、夫婦仲、友人との関係、同僚との関係、仕事、信用、信頼、時間・・・
どれを取ってみても、築くのには、相当の時間が掛かっている。
命・・・生まれてから、その年齢に達するまで、家族に見守られ、その人が呼吸し、学び、成長して来た。
健康・・・人間として、当たり前に生活が出来る身体。
親子関係・・・子を持つ親ならば、親と子との良好な関係が望ましい。
兄弟姉妹の仲・・・同じ親から生まれた縁。仲良くしたいものだ。
夫婦仲・・・お互いを認め、尊重し、添い遂げたいものだ。
後は割愛するけれど、どれも、酒で失うことがあるものばかりだ。こうして考えてみると、酒に酔うことが、如何に恐ろしいことかが良く分かるではないか。
酒は、これらのプライスレスなものを、いとも簡単に奪う。
もっと言うならば、アル中は、酒に生殺与奪の権を奪われているのだ。
どこかで気付いて、断酒の道へ進めば、それ以上の喪失は免れる。
気付かずに飲酒に邁進すれば、自分に関わるあらゆるものが失われる。
即ち酒を飲めば奪われ、酒をやめれば喪失は収まり、失われたものの内戻るものもある。
理性が残っている内に、酒の正体を見破り、貴重な人生をこんな飲み物に左右されることのバカらしさを大いに悟ってほしい。
酒は、あなたから奪うだけで、何も与えてくれはしないのだ。
一度奪われたものは、取り戻すことが出来ない。例えば、命。自分の命ならまだしも、他人の命が奪われてしまったら、贖いようがない。
信用、信頼、家族愛なども、酒で簡単に失くしてしまうものだ。築き直すのには、それまでの倍以上の時間と誠意が必要である。
飲んでる場合ではない。断つべきである!
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