昨日に引き続き、R-SIC2018と言うイベントに参加して来た。
社会的な事業を行っている、企業、NPO法人、その他関係者などが一堂に会して、カンファレンスを行うと言うもの。
今年のテーマは、
「社会問題の解決のためにセクターを超えていくこと」
だそう。
その中のひとつに、昨日記事にした、
「30分で分かるアルコール依存症」
のセッションもあったわけである。
昨日、今日と、様々なテーマのセッションに参加して、私の知らなかった世界で、社会問題に取り組んでいる方々の話を聞いて、自分の視野が如何に狭かったかを思い知った。
そもそも、このような催しに参加できたのは、リディラバ・ジャーナルと言うメディアのアルコール依存症特集の中で、私の断酒ブログが取り上げられたことがきっかけで、接点を持つことが出来たからだった。
このメディアは、安部敏樹さんと言う、私の息子のような若い世代の方が始めたものである。彼はまだ31歳だ。
カンファレンスに参加していた、社会問題の解決・改善に取り組むNPO法人で活躍している多くの若者も、私の子供世代である。20代、30代の聡明な若者ばかりだった。
今日、会場で、取材をして下さった女性記者のKさんがいらっしゃったので、少し話した。
Kさん:「どうですか、のみすけさん」
のみすけ:「とっても刺激を受けましたよ」
Kさん:「それは、良かったです」
のみすけ:「酒飲んでる場合じゃないよね!」
Kさん:「本当に、そうですね!」
若者のようなパワーはもう残されていないが、私に唯一出来ること=断酒仲間を応援すること、これで私も微々たる社会貢献をして行こうと、思った次第である。
もうひとつ。
昨日の記事で紹介した、アルコール依存症の治療に取り組んでらっしゃる、阿部医師が今日も会場にいらっしゃったので、少しお話を伺ってみた。
一番聞いてみたかったことがひとつあった。それは、酒害者本人にどうやってアルコール問題に気付いてもらうのか。それと、話をどうやって断酒に持って行くのか、その辺りだった。
阿部医師の話。
先ずは、酒以外の話で、身体に不調が無いか、その辺りから攻めて行く。
例えば、眠れないなら、睡眠の改善から始める。
そうして、何度か通ってもらいながら、医師と患者との信頼関係を作る。つまり、仲良くなる。
そして、酒絡み以外の不調が解消した頃、おもむろに、後は酒をやめるだけ、みたいな感じで持って行くそうだ。
優しい先生だな~。と、話していて感じた。
今日の結論!
そこのあなた!酒飲んでひっくり返ってる場合じゃないよ!
あなたに出来ること、あなたにしか出来ないことがあるのだから!
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