先月(9月)6日の北海道胆振東部地震では、発電所の停止による大停電が起きた。
その後、スーパーの牛乳がかなり品薄になった。みなさんの居住地では、牛乳の流通に影響はなかっただろうか?
飲んだくれ時代、私は牛乳は一滴も飲まなかった。家族が毎日飲んでいるのを横目に、どこがうまいのか、と、自分は酒を飲んでいたわけだ。あの頃は、牛乳はお子様の飲み物だと思っていた。
酒をやめた後も、暫くは牛乳を飲むことはなかった。もっと喉に刺激のある、酒の代替飲料を身体が求めていた。炭酸水、クエン酸水、リンゴ酢などを好んで飲んでいた。
それが、いつ頃からだろうか・・・気付いたら、牛乳を飲むようになっていた。
まあ、飲み物としての牛乳にも、賛否両論あって、身体に良いとか悪いとか。はっきり言って、私は、その点はどうでも良い。
飲むと言っても、かつての酒のように、一日に何リットルも飲むわけではなくて、精々コップに数杯のことだから。
人間変われば変わるものだ。このことを今日は書きたい。
酒を断たなければ、飲むことはなかっただろう、牛乳。冷蔵庫の扉を開けて、所定の場所にそれがないと、何だか気になって仕方がない、牛乳。この年になって、牛乳の在庫が気になるとは!
もちろん、酒を断って以来、先に書いた代替飲料の他、各種の炭酸飲料や、フルーツジュース、野菜ジュース、豆乳、ルイボスティ、麦茶、緑茶、ウーロン茶なども飲むよになった。コーヒーは、断酒前も後も、同じように好きで飲んでいる。
それでも、何故か、在庫が気になるのは、牛乳なのである。
断酒仲間のみなさんは、このような飲料はあるだろうか?あれば、教えて頂きたい。
考えてみれば不思議なもので、断った当初から半年くらいの間、喉から手が出るほど飲みたくてたまらなかった酒だが、今や全く未練がない。いつも書いているが、見たり想像したりするだけで、吐き気を催す。
自ら酒を嫌いになるように訓練した成果なので、不思議ではないのだろうが・・・
我が家では、飲めない仙人のかみさんも、もう大人の仲間入りをしつつある子供たちも、ずっと牛乳を飲んでいて、そこへ、酒を断った親父も加わったので、少し牛乳の消費量が増えた。
酒の場合、ゴミとして、空き缶、空き瓶がすぐに山のようになってしまっていたが、牛乳は、紙パックを切って、重ねておけば、大して場所を取らない。この点も気に入っている。
浴びるほど酒を飲んでいたオヤジが、五十路から酒を断って、牛乳を飲むようになった。このことが、何だか、自分でも「いとをかし」なのである。
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