今日も、昼間から酒を飲んでる人を見かけた。
午後早い時間に通りかかったある居酒屋では、入り口の扉が開け放たれており、何気なく中を見ると、既に何組かのじい様たちが、飲んでいた。
どうぞどうぞ。健康なじい様たちが、自分のカネで飲んでいるのだから、それはそれで良い。
私がその店の横を通り過ぎながら、ふと考えたのは、はて、ジジイになってからも酒を飲むのは、一体何故だろうと。それは、酔いたいからだろうと。
では、原点に返って《酒に酔う》とは、一体どういうことなのか。
酒は人を害しこそすれ、益することはない。それなのに、多くの人が憑かれたように酒を飲むのは、酔うためである。酔うとは、酒を飲んで、アルコールが体内に回り、生理的、精神的に普通でなくなり、正常な判断や行動がとれなくなることだと、辞書に書いてある。つまり、精神異常になるために酒を飲む。
— 断酒男爵 (@anomiyakun) 2018年11月12日
飲んだ酒のアルコールが身体中を駆け巡り、精神的に普通でなくなり、正常な判断や行動が出来なくなるとは、つまり、精神状態が正常から異常へと移行すると言うことだ。
あぁ~、酒に酔うとは、正常だった精神が、異常になることであったか。
このように、酒を断った人間が、素面の頭で、当たり前のことを当たり前に考えてみると、かつて毎日のようにしていた飲酒行為とは、正常から異常へと精神を移行させる行為に過ぎなかったことが分かる。
ここに、精神に異常を来たす薬があるとして、そんなものを飲む人を見て、どう思うだろうか。
「わ!あの人、今、怪しい薬飲んだよ!もう少しすると、おかしくなって来るはず。いつもそうだから!」
まぁーしかし、これは、酒だからこそ許されるのだろう。酒とはそういう飲み物だと、世間一般では当たり前に知れ渡っていることだから。
わざわざ、正常である精神を、異常にするために飲むのが、酒である。このことを理解している人は、酒を飲まない。
何故なら、飲酒によって精神異常になることは、人生に於いて危険過ぎるからである。敢えてそんなリスクを冒すことには、何の意味も無いからである。
《酒に酔うこと=精神に異常を来たすこと》
これに反論するとしたら、酒に酔っても、精神は常に正常であると言うことになるのだが、それは絶対に有り得ない。薬物アルコールが体内を駆け巡り、脳に達すれば、誰でも、その判断力や思考力が低下し、正常ではなくなる。
せっかく正常なものを、わざわざ異常にするために、カネと時間と労力を使って、酒を飲むなんて、バカバカし過ぎて、話にならない。
このことが理解出来たら、さっさと酒を断とう。断っている人は、継続しよう。
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