断酒に必要な、たったひとつとは?
何だかお分かりだろうか。
もちろん、断酒に立ち向かう勇気や、励まし合う仲間も、大事だけれど、その前に、もっと根本的に、それらの土台になるもの。
私が自分の断酒を振り返って、実体験から言えること、そして、これまでお会いして来た断酒仲間との会話の中からも見えて来たこと。
私が断酒をスタートした時、何の準備も予備知識もなかったのだが、ひとつだけ持っていたもの。
それが、断酒に必要なたったひとつのもの。
ちょっと引っ張り過ぎたかな(笑)
それは何かと言うと、確固とした《断酒の決意》だ。断酒しなければとの考えに思い至った本人が、自分だけの心に秘めた、断酒の決意。
私の断酒の決意は、断酒当初も今も、全くブレずに、変わらない。死ぬまで不変だと思う。
決意とは、辞書によれば、
《意志をはっきりさだめること。はっきりさだめた意志。決心。》
だそうだ。
因みに、巷でよく言われている「強い意志」は、断酒には不要であり、寧ろ持っていたとしても捨てた方が良い。「強い意志」では、断酒の継続は難しい。
ついついふらふらと飲酒へと傾きそうになった時、断酒の決意を思い出すと、こんなことで酒を飲むわけには行かない!と、断酒の本道へ戻ることが出来る。
何事も、前向きに進めるには、本人の決意が必要で、それがない行動は、誰かに言われて仕方なくやるか、或いは、ただ何となく、取り敢えずやっているだけで、どちらにしても、続かない。
ここまで読まれたら、あなたも自分の断酒の決意を、もう一度心の中から取り出して、確かめてみてほしい。曇っていないだろうか。ぼやけていないだろうか。よくよく磨いて、心の中に戻してほしい。
ところで、断酒の対極にある飲酒だが、飲酒に決意は必要だっただろうか?私は自分の飲酒時代を思い起こしてみたが、飲酒は決意して始めたものではなく、ただ何となく、気付いたら酒を毎日飲むようになっていただけ。
その状態から抜け出し、酒なし生活を選び実践している自分を誇りに思い、日々断酒の決意を確認してみると良い。
断酒の決意については、これまでも様々な形でブログに書いて来たので、読んで下さった方も沢山いらっしゃることだろう。
断酒は、それをしようと決意した本人がするものであって、決して誰かに強要されて行うものではない。
あなたの断酒の決意は、宝物なのだ。先ほども書いたけれど、時々その決意を取り出して、良く磨いて、いつもピカピカ光っているように、手入れすることをお勧めする。
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