「酒量を減らす方法」
「週に二日は休肝日」
「お酒とうまく付き合う飲み方」
酒は、有害で悪質な飲み物なのに、世の識者たちは、『摂取する量を減らせ』とは言うが、『酒そのものを飲むな』とは決して言わない。
なぜ断酒を勧めないのか、不思議だ。減らせる人は、最初から大酒なんて飲んでないよ。
— 断酒男爵 (@anomiyakun) 2018年11月30日
勝谷誠彦氏は肝不全で死去 長生きのために酒量減らす方法(日刊ゲンダイDIGITAL) https://t.co/xK76QFdPps
長生きのためならば、断酒を奨励すればいいではないか。敢えて酒を飲み続けることを前提に、酒の飲み方についてアドバイスするのは、何故だろうか。
酒は、急性では、飲み過ぎて死に、慢性では、じわじわと死に至る、恐ろしい飲み物なのだが、世の中は、そんなことはお構いなしの飲酒礼賛である。
この辺り、誠にもって不思議千万である。
アルコール依存症なる病気だと診断された人には、その病からの回復のためには、治療法として断酒しかないと、医者から指示されるわけだが。
つまり、世の中では、病気にならない限りは、飲酒することを前提として話が組み立てられるのだ。
これを反対に考えると、どんどん酒を飲め、病気になるまで酒を飲め、病気になったら断酒しろ、と言うことになる。
アルコール依存症なる病気は、断酒しろと言われても、そう易々とは医者の指示を守れない、誠に厄介な病気なのだ。
大体、誰が酒に依存しやすいかなど、飲んでみなけりゃ分からない。それなのに、成人になったら無条件に酒を飲んで良い、どころか寧ろ、酒を飲め、的な風潮の世の中である。
酒を当たり前のように飲んでいる人は気付かないだろうが、酒を断って世の中を見渡すと、飲酒を無条件に前提にしている世の中に、強烈な違和感を感じるようになる。
「お酒は身体に良くないので、断酒しましょう」
「飲み続けるより、断酒することを選びましょう」
「断酒することで、あなたの人生をお酒のリスクから守ることが出来ます」
こんなような、断酒を勧める記事があっても良いと思うのだが、私はこれまで、アルコール依存症関係以外では、このような内容の記事にお目にかかったことは一度もない。
酒を飲むな!とは、絶対に言わないことに、違和感を覚え、首を傾げるのは、私だけだろうか。きっと、断酒仲間のあなたも、同じような疑問をお持ちなのではないだろうか?
マスコミは、断酒を勧めることをしない。きっと、酒の業界からたんまりと広告宣伝費をもらっているからであろう。
酒を飲むな!人生の最初から飲むな!飲んでいるなら、断酒しろ!
と、私は、成人に達する人には、人生の最初から酒を飲まないことを、酒を今飲んでいる人には、無条件に断酒することを、勧める。
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