今日の夕食時、
《夜おいしく酒を飲むために、昼食を抜く人》
の話になった。
かみさんの知り合いにそんな人が何人かいるそうだ。ひとりは、娘の友達のママさんで、もう一人は、かつての職場の上司とのこと。
私も飲んだくれ時代やっていたが、空きっ腹に、クゥーーーッと酒を流し込むと、一気にアルコールが回ってクラクラして来る、あの快感を求めてだろうか。
そんな話をしている時、娘が言った。
「どうして大人になったら、お酒を飲まなきゃいけないの?」
あ~、未成年の子らは、こんな感覚で酒を捉えているのか、と私とかみさんは、少し戸惑った。
「いやいや、飲まなくちゃいけないんじゃないよ、大人になったら、飲んでもいいよってことだよ」
以下、娘とのみすけとかみさん(すもも)の会話。(因みに、夕食時に息子は不在だった。)
娘:「へ~。そうゆーことなんだ」
の:「そうそう」
娘:「でもさ、何で子供の頃にいらなかったものを、わざわざ大人になってから飲まないといけないわけ?」
す:「そうだよね、それ、へんだよね」
の:「大人は酒を飲むもんだって、酒を飲むように誘導してるんだよ」
娘:「お酒飲んで、飲酒運転とかで事故起こしたりさ、ろくなことないのに、なんで飲むのかな?」
す:「一度お酒にハマると、やめられないんだよ」
の:「ん~~~。そのとおりだな~。酒は、麻薬と同じだからね」
娘:「私は二十歳になっても、絶対に飲まない!」
我が家は、私がある程度飲める体質で、かみさんは一滴も受け付けない体質。
息子は、アルコールパッチテストで、かみさんの体質を受けついでいることが判明し、本人は二十歳を過ぎたが、飲めないので酒なんぞに全く興味を示さない。
娘は、同じくアルコールパッチテストでは、私の体質を受け継ぎ、ある程度は飲めることが判明したが、本人が絶対に飲まないと宣言してくれたので、安心した。
酒は、大人になったら飲まなければならない飲み物などではなく、寧ろ、大人になっても、敢えて飲まないほうが良い飲み物なのだ。
この点、特に強調しておきたい。酒は、人生の最初から飲まないに越したことはない。明日書こうと思っているけれど、ここ数日の間に40代後半のヨッパライによる飲酒運転での殺人事件が立て続けに起きている。
そもそも、飲むことによって正気を失ってしまうような、薬物アルコールが主成分の酒なる飲料は、どんな人間をも狂気に駆り立てる可能性があるのだ。
人間は、薬物アルコールをコントロール出来ない。逆に、薬物アルコールにコントロールされ、飲酒運転やら、アルハラやら、痴漢やら、喧嘩やら、暴言やらの間違いを犯すのだ。
『酒なんぞ 飲むことなかれ 若者よ』
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