今日たまたまyoutubeで見つけた動画が、飲んだくれ時代の自分を彷彿とさせて、背筋が寒くなった。
別に酒関連の動画を検索していたわけではない。普段テレビを全く見ない私は、youtubeで良く釣り動画とか、過去にテレビ放映されていた質の良いドキュメンタリーなどを視聴している。
そんな中、あなたへのおすすめの中に、この動画があった。たった１４分なので、見てみたら・・・
飲みっぷり、酔いっぷり、ブラックアウトしっぷり、翌朝の慌てっぷりなどが、過去の自分にほぼ重なっていて、驚いた。
断わっておくが、この動画の中で主人公が部下の女性とホテルに行ったシーンがあるけれど、幸いにして私には、酔っ払ってもそう言ったことはなかった。
動画なんて見てる時間がないよ！と言わずに、１４分だけ時間を作って見てみてほしい。
ネタばれするので、粗筋は書かないが、いつも私が書いている、記憶を失くしてしまったら、人を殺しても覚えていない、に関連するストーリーも織り込まれている。
１９９１年に放送されたようだが、成人して以来、テレビはボクシングの世界戦くらいしか見たことが無く、こんなにも為になるドラマがあったとはと、今頃感心している。
この主人公の行動が一々腑に落ちるのは、私も似たようなのんべえだったからである。違いは、この主人公は酒が残らないのか、飲んだ日の翌朝、二日酔いの素振りが全くないが、私はブラックアウトした翌朝は、酷い二日酔いで動けなかった。
この主人公は、ブラックアウトした翌日もまた飲みに行き、またブラックアウトし、を繰り返しているけれど、私にはそんなハードな飲み方は出来なかった。
飲酒の度が過ぎると、それが長期に渡ることによるアルコール依存症やら、身体のあちこちの病気やらが問題になるが、このドラマのように、ブラックアウトしてしまって全く記憶が無い時に、自分が取った行動が人生を左右することが多々ある。
私は、飲んだくれ時代に数えきれないくらいの回数のブラックアウトを起こしているが、幸いにして、それがその後の自分の人生を激しく揺さぶるような原因になったことは無かった。
私の場合、単なる幸運によってこれまで問題を起こしたことが無いだけで、６年前に酒を断っていなかったら、今頃どうなっていたか、分かったものではない。
ブラックアウトで人生はアウト！
これを肝に銘じて、断酒を続けるのが一番である。
飲み過ぎなければブラックアウトしないだろうって？
いやいや、飲み過ぎない飲み方が出来ないから、ブラックアウトするのである。
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