この時期、本当に酒類の宣伝広告がウザイ・・・
今日も電車で移動したり、街を歩いたりしただけで、いくつも目に入った。はっきり言って、不愉快だ。
酒を断ったばかりの人には、さぞかし目の毒だろうなあ、と、断酒初年度の自分を思い出した。
せっかく断っているのに、勝手に目に飛び込んで来るのは、刺激が強すぎるのだ。
今の私は、当のとうの昔に酒の正体を暴き、酒が毒物であり、人には害しか与えないことを理解しているので、飲酒を煽るポスターやCMには怒りの感情しか湧かない。
それで、今日のタイトルは、新しいスタイルの断酒5・7・5。
『酒飲んで 笑顔⇒泣き顔⇒青い顔』
(さけのんで えがおなきがお あおいかお)
梅雨の今は、シュワシュワの酒を片手に、白い歯を出してニッコリのポスターやCMばかり。
多くの人は酒を飲むとき、笑顔から始まるのかな。中にはやけ酒の人もいるから、全員ではないけれど。
湿度も温度も高くて鬱陶しいから、炭酸系の酒はスッキリ爽やかなイメージがある。実際、良く冷えたそれらのアルコール入り炭酸飲料で乾杯する時は、みんな笑顔だ。
でもねぇ~。その笑顔は、続いても、精々が飲み終わりまで。深酒をすると、気持ち悪くなって来て、泣き顔へと変わって来る。気持ち悪さを乗り越えて我に返った時、太守による失態に気付いて、青くなる。
ところが、飲酒を誘うCMやポスターの中のタレントは、笑顔だ。酒と笑顔を結び付けて、飲酒の素晴らしさをアピールし、売り上げ倍増を狙っている。
飲酒においては、笑顔の先に、泣き顔や青い顔があるのだが、造って売る側は、楽しい楽しい楽しいと、飲酒を煽るだけだ。
悪酔いした時の不快な気分を、二日酔いの朝の気持ち悪さを、やらかしてしまったことが発覚した時の後悔を、私は今でも瞬時に思い出す。身体にその感覚が蘇る。
飲酒の笑顔の先にある、泣き顔、青い顔を、分かる人は分かるだろう。青い顔になった頃には、飲酒時に沢山の笑顔があったことなど全く覚えていない。
あの飲酒による笑顔は、ニセモノだったのだ。薬物アルコールによりもたらされた笑顔のその先には、泣き顔、更に青い顔が待っている。
最終的に泣き顔ならば、まだ良いのだ。
やらかしちまったことに気付き、激しく後悔する時の、青い顔。この時の、胃の腑が捩れるような、妙な感覚が、まざまざと蘇る。
酒さえ断っておけば、もう二度とアルコールが原因の青い顔になることは無い。
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