今日の話の主人公は、うちのかみさんである。
金曜は、職場の飲み会で、土曜は、子供の学校のPTA活動の飲み会で、それぞれ午前様だった。
土曜の朝も、今朝も、飲み会で昨夜遅かったような素振りなど一切見せず、いつもと変わらない。それは酒を飲んでないから当たり前だろう・・・と言われれば、そのとおりだが、どうしても、飲み会の翌日は二日酔いが定番だった自分と比べてしまう。
突然の断酒以来、飲み会の激減したおやじに代わって、酒を飲まないかみさんの飲み会出席回数は、激増とまでは行かないが、微増している。記号で表すなら、時の流れとともに”>”が、私、”<”が、かみさんか。
以下、今日の私とかみさんの会話。
のみすけ:「最近昔のオレくらい飲み会に出てるね」
かみさん:「そこまで多くないでしょ」
の:「自分は飲まないのに、参加して面白いの?」
か:「飲み会は私、大好きだよ」
の:「土曜の飲み会は何飲んでた?」
か:「ソフトドリンクの高い店だったから、備え付けのお茶ばかり飲んでた」
の:「え!?」
か:「〇さんと△さんがのんべーでさ、日本酒二人で一升は軽く飲んでたよ~」
の:「それじゃ、酒飲まない人は会計の時に不利だね~」
か:「そー、でも、大体いつも飲まない分引いてもらってる」
の:「へー」
か:「酔っ払うとみんな我先に払ってくれちゃったりするしね(笑)」
の:「あー、会計のとき太っ腹になるよね、酔っ払いは(笑)」
か:「昨日の学校のPTAの飲み会はもっと色んな飲み物あったよ」
の:「何飲んだ?」
か:「ジンジャーとかコーラだったけど、炭酸が抜けててさ・・・」
の:「ありゃりゃ!それじゃ炭酸じゃないねぇ」
他愛もない会話だが、酒を一滴も飲まないで、うまいこと飲み会を泳いでくるかみさんには、いつも脱帽である。
もうひとつ、かみさんから、飲まない人だけが出来る、飲み会でのストレス解消の裏技(!?)を聞いた。
それは・・・かみさんとの会話を書いてみよう・・・
か: 「みんな飲んで酔っ払ってくると、私が飲まないでシラフでいるなんて気にしないっていうか、どうでもいいでしょ」
の:「うん」
か:「でね、酔っ払いたちがさ、わーわー騒いでかんかんがくがくになってくるでしょ」
の:「うん」
か:「そういう時にさ、日頃言いたくても言えないことを、ドギツく、コソッと、でも大っきい声で言っちゃうわけ」
の:「え!」
か:「しかも、わざと難しい言葉を使って、言うんだ」
の:「それじゃ、言われた相手も酔っぱらってるから、ますます分からないねえ!」
か:「そう!それを狙ってるわけ!言われた本人も周りも何も覚えてないわけ(笑)」
の:「わ!ひどいな!でも、面白いな!」
か:「これ、結構ストレス解消になるんだよね~」
なるほどね~。これは、私も考えたことが無かった・・・シラフの人だけが出来るストレス解消の裏技だ。面白いな~
これ、今度もし、嫌な雰囲気の飲み会があったら、周囲が酔っ払ったのを確認してから、私もやってみようかな~(笑)
体質的に酒を飲めないかみさんにとっては、周囲が浴びるほど飲んでも自分は一滴も飲まない飲み会は当たり前かもしれないが、断酒を始めて一年くらいの頃の私には、そんな状況は蛇の生殺し状態だった。だから、飲み会には出なかった。
断酒以来、飲み会への誘いがどんどん減って、せっかく今の私は、飲み会へ出ても大丈夫になったのに、もはや年末のジムの忘年会くらいしか、それへの参加が無くなってしまった。しかし、かつては飲み会に誘われないこと、飲み会に出ないことがともて淋しかったものだが、今は、何ともない、どころか、寧ろ嬉しいのである。
飲み会は、自分が飲まなくても、どうしてもある程度の時間は拘束されてしまい、他にやりたいことがあっても、帰りが遅くなったりするので、最近は飲み会そのものを敬遠している。
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