気持ちよく猫と寝ていたら、かみさんに起こされた。
「気持ちよさそうに寝ているところ起こして悪いんだけど、日課のブログ更新してないんじゃないの？」
おぉっと！ブログの更新を忘れて、寝ていた。
ここのところ、ブログをすら意識するのを忘れている。
ついに、私の断酒生活は、断酒ではなくなり、本当にただ酒を飲まないだけの、肩から力の抜けたものになって来ている。
今日は朝からバタバタしていた。
娘の部屋のエアコンが、十数年前のもので、もう使えない。暑くなる前に取り換えようと頼んだ工事が今日あるので、右から左へ、整理整頓し、スペースを確保したり。
知らない人が来ると猫がビビるので、２匹をそれぞれケージに入れて、別の部屋に隔離したり。
全く酒のことなど頭に浮かぶこともなく、てきぱきと動いていた。
こうして、今日も終わろうと言う時間になって、日課のブログを書く時に、酒のことを頭に浮かべているだけなのが、ここのところの私の生活だ。
一歩間違うと飲酒の闇へと落ちて行く道を、バランスを意識して歩いているのが、断酒後の自分であることは間違いない。
バランスを意識しながら歩く足元だが、細長い逆二等辺三角形をイメージしてもらうと分かり易いが、断酒の継続期間に応じて、段々と道幅が広くなって行く。
細いロープの上を、強風に晒されながら、何とかバランスを取って少しずつ進んでいたのが、いつの間にかロープが平均台のようなり、平均台があぜ道のようになり、あぜ道が細い道路になり、細い道路が太い道路になり・・・
日々の断酒を続けていれば、相当な嵐が来ても、しっかりと大地に足を着けて、一歩一歩進むことが出来るようになる。
自分が飲まないながらもアル中であることは一生変わらないので、それでももちろんバランスを意識して日々歩いている。
日々こうして、日付の変わるくらいの時間であっても、一定の量の断酒に関する文章を書くことが出来ることに、とても喜びを感じている。
酒なんぞ飲まないと、２４時間いつも頭がクリアで、起き抜けでも文章を考えて綴ることが出来る。
酔っ払っていたら、そもそも文章を綴るどころか、読むことすら出来ないし、その前に会話もままならない。
断酒して、バランスを意識して日々の生活を送ることが、大切だ。
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