何度か記事に書いたが、酒をやめてから、就寝前、かみさんとウォーキングをするようになった。数ヶ月前までは、泥酔して、家族中で一番早く眠りに就いていた人間が!変われば、変わるものだ。
このウォーキングは、かみさんが運動したいというので、始めた。どちらかというと、私は付き合いで、というスタンス。
歩き始めた頃は、ただ、約1時間、話しながら歩いていた。かみさんと歩くなどということは、とんと無かったので、新鮮な時間だった。ウォーキングと言うよりは、だらだらと散歩しているというほうが、正しい表現かな。
ただ、これでは、かみさんのダイエット効果があまりなく、どうしたものかなー、という足踏み状態であった。私は、どういうわけか、どんなに食べても太らない体質だが、かみさんは、酒も飲まないし、食べる量も私の半分くらいなのに、なかなかスリムにならない。酒ではないけれど、甘い物を隠れて食べてるのかな?
そういったダイエットとかウォーキングというものにアンテナを張り、敏感になっていると、良くしたもので、欲しい情報が手に入る。
つい最近、今までの1時間のウォーキングタイムが、半分の30分になった。ただ歩くのではなく、二種類の方法でウォーキングを改造した。そのやりかたの一つは、近くの大学の市民講座から、もうひとつは、「世界一受けたい授業」というTV番組でやっていた内容から取り入れた。
大学の市民講座で教えて貰ったのは、4×4ウォーキングというもの。4歩を普通に、4歩を出来るだけ大股で歩く。これを繰り返し、30分歩く。腕は肘で直角にして大きく振り、視線はやや遠め。踵で着地し、つま先で蹴って進む。足は、進行方向に対して、まっすぐ踏み出す。大股4歩の時は、なるべく膝を曲げない。
これ、聞いた段階では、何だ、大した事ないな、と心の中で思った。しかし、実際にやってみると、ジョギングよりきつい! たった30分だが、大股の4歩が、たぶん、普段使わない身体の筋肉を使っているからかな。
TVでやっていたのは、スロージョギングというもの。歩くより遅い速度で、つま先立ちで小刻みにジョギングする。踵着地ではなく、縄跳びの時のように、つま先着地の連続。実は、これも、番組を見ているときは、なんだこれ、ジョギングよりゆるいな、と思った。
が、30分続けると、ほほー!というくらいの運動量なのだ。たった30分で、んー、運動したなー、という感触が得られる。ジョギングの方が、前に進む分、楽かもしれない。
大体、月・水・金は、4×4ウォーキング。火・木は、スロージョギング。に、しようかなと、思っているが、休む日も、もちろんあるし、通して出来る事は、先ずない。今日などは、雨なので、休みだ。あまり厳格に、やらねば、などと考えると、負担になるので、かなり、いい加減だ。土・日にやることもある。たった30分なので、どこでも時間を取りやすい。
以前なら、泥酔して寝ている時間に、こうして軽い運動をして、心地よい疲労感で眠りに就くことができるのは、最高!酒をやめて、追い求めている理想は、『24時間気分爽快』
飲酒 → 断酒
この切り替えが、私にとても素晴らしい世界を与えてくれた。
と、言いつつも、まだまだ、ビールが喉を通り過ぎるときの、爽快さも、忘れられずに、誘惑と闘っている。ちょっと味は違うが、ノンアルコールビールもどきを買いに行こうかな。
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