それが、今、私たちが生きている現実の世界だ。
朝起きてから夜眠るまでの間、看板、コンビニ、電車の中の液晶TVのCM、駅のポスター、インターネット、TV、あらゆる媒体を使って、酒を宣伝している。いつの間にか、私たちは、メーカーに洗脳されている。
あたかも、酒を飲むのが当たり前で、飲まない人はおかしいんじゃないのと言わんばかり。そもそも暑い夏に利尿作用のあるアルコール飲料を飲んだら、脱水症状を招くだろうに。
こんなにも、た易く飲める環境を野放しにしておいて、ひとたび飲酒による事件・事故が起きようものなら、すわ、とばかりに汚物に群がるハエのように、マスコミが殺到し、記事にする。何の罪もない被害者のプライバシーまでさらけ出す。
メーカーとマスコミのマッチポンプか!?
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誰それが、飲酒により酔い、○○の事件を犯した。誰それが大量の酒を飲み、車で事故を起こし、被害者は重症だ。その被害者は、こういう人で、近親者へインタビューしたら、こんなことを言っている。
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ここでは、飲酒による罪を犯した人間と、結果として発生した事件・事故そのものがこれでもか、とクローズアップされ、記事にされる。人間と事件・事故。これだけではないだろう。
そもそも、事件・事故を起こすことになったきっかけの、アルコール飲料、即ち「酒」については、殆ど言及されない。ビール数本だとか、日本酒何合だとかくらいに記述をぼかしてある。
実に不思議なことだ。
犯人・事件・事故を、ここまで詳しく書くなら、飲んだ酒の銘柄・量まで書いてほしいものだ。何をどのくらい何時間飲んで、行動したら、こうなった、と。
←夕立前の 暗雲垂れ込める空。
(我が家のベランダから撮影)
昨日の、ツイッターでの呟やきを再掲してみる。
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『買う飲む酔う』これを繰り返す人が、メーカーと販売店の上得意客。即ち、リピーター。増えれば増えるほど売り上げは上がる。その裏では『買う飲む酔う』 の無限ループから抜け出せなくなった人々が200万人以上いる。その人々も、日々メーカーと販売店の売り上げに貢献している。なんたるからくり!
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この尋常でない暑さは、アルコール飲料のメーカーや販売店にとっては、神様ありがとう!だろう。冷えたビールに騙されてはいけない。一杯が二杯、四杯と 倍々ゲームだ。先ずは酒税と消費税を払い、次に身体を悪くして医療費を払うことになる。飲酒など、束の間の麻薬に過ぎない。アルコールに騙されるな
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酒もタバコも、脳に刻まれた偽りの快感の記憶が欲しているだけ。断ち切ることは可能だ。不要と思う自分と欲しい自分が真剣を構えて対峙している。気を抜く と、欲しい自分に斬られる。欲しい自分を斬る必要はない。対峙して一瞬の隙も見せぬことが肝要。その内に、欲しい自分が居なくなったことに気付く
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『買う飲む酔う』実に単純な、このサイクルに多くの人を引きこんで固定出来れば、儲かって笑いが止まらないだろう、酒のメーカーと販売店は。
私は、自分自身と、自分の子供の為に、あるプランを持っている。馬鹿馬鹿しくて下らないが、おもしろい。
それは・・・
というシンプルなメッセージを、可愛いイラストに添えたシールを作り、自分とか、成人したときの子供が飲み会に出るときに、おでこか胸に貼るというもの。
『断酒してます。飲みません!』だと、もともと酒は好きで飲んでいたんだから、ちょっとぐらい飲め!と強要されそうだが、『酒は嫌いです。』ならば、嫌いな物を飲ませることはしないだろうと。
(いつもは夜更新していたのだが、今日は珍しく朝の更新だ。最近、暑すぎて、散歩の合間の写真が撮影できない。いつもの公園に何度か足を運んだが、猫たちも、もっと涼しいところを見つけたのか、姿が見えず、淋しい)
夜、思うことがあれば、更新するかもしれません。
←夏の日の夕暮れ。
雲が怪獣の頭のようだった。
これも、我が家から撮影。
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