アルコールと闘うには、武装が必要・・・といっても、いかつい武器はひとつも要らない。
(ここでいうアルコールとの闘いとは、どれだけ飲めるかというような飲み比べの闘いではない…今まで当たり前に身体に取り込んできたものを、ピタリと断ち、今後一切入れないという闘いだ)
何があればいいのか?アンチ・アルコールの理論があれば良い。それを良く咀嚼してから頭に詰め込んで、いつでもさっと取り出せるようにしておく。
その理論は、どこで仕入れたらいいのだろうか。。。それは、個人個人、自分用の武器として、アンチ・アルコールの理論をあらゆるところから見つけて、身につけなければならない。ある意味、レディメイドではなくて、オーダーメイドということだ。
これを身につけて、身体の奥底から湧き起る《飲酒欲求》という観念と闘うのだ!《飲酒欲求》は、アルコール依存症という病気がもたらす。これに対抗する様々な薬はあるが、根本的に治療する薬はない。一番かつ唯一の妙薬は、断酒である。これ以外に無い。
嬉しいことに、アルコールは身体にとてもいいので、好きなだけ飲みなさい、などと言う情報は、どこを探しても見当たらない。もしこんな情報があったら、教えて頂きたい。
酒を造っているメーカーでさえ、【健康の為に飲みすぎに注意しましょう!】、などとのたまうくらいだから、身体に良くないことは確かだ。この注意書きをちょっと変形すると、【不注意による飲み過ぎはあなたを不健康にします!】ということになる。つまり、飲み過ぎると、不健康=病気になるものが、酒だと、造っているメーカー自身が認めているわけである。まことに摩訶不思議な飲料ではある。
このように、先ず、酒(アルコール)は身体に良いものではないという事が、大前提としてある。それに関する本を1冊読んでもいいし、厚生労働省のe-ヘルスネットというサイトの、アルコール関連の部分を隅から隅まで読んでみてもいい。ひと通りのアルコール依存症に関する知識を身につけてから、更に、自分の興味のある部分を掘り下げてゆく形が一番いいかもしれない。
何しろ、掘れば掘るほど、ざっくざくと、これでもか!というくらいに、出てくる出てくる。病気だけでなく、酒絡みの事件・事故まで含めたら、ニュース、ブログ、サイト、youtube等、あらゆる所に、飲酒に関するネガティブな情報が存在している。英語が堪能な方なら、海外のサイトをもご覧になると、更に効果倍増だろう。
これで酒(アルコール)への《理論武装》は準備完了だ。
あとは、飲みたくなった時に、身に付けた様々な武器(アンチ・アルコールの理論)を、引き出しからさっと取り出し、《飲酒欲求》に向けてみる。
飲みたいぞー・・・あなたが飲みたいものの正体は、酒というベールに包まれた、アルコール(エタノール)という化学物質である!
酔いたいぞー・・・酔うという事の、体内での機序をよーーーく考えてみるが良い。口から入ったアルコール(エタノール)は、食道を通過し、胃に落ちて、先ずはそこで少し吸収され、次に腸へ行き、また吸収され、肝臓へ運ばれる。ここで全て分解される前に、身体中を経めぐり、脳へ運ばれ、大脳に麻酔がかかる。これがあなたの欲しい”酔い”である。
というように、観念的な存在である酒と、飲酒という習慣を、手に入る情報で、きちんと自分なりに分析し、科学的に捉えなおしておけば、シラフの頭にはとても頼もしい《理論武装》という味方を準備しておくことが出来る。
私は、このブログのお蔭で、アンチ・アルコール理論の引き出しが、どんどん増えている。毎日増えている。
たまに、思い出したように飲酒欲求が湧くことがあるけれど、さっと引き出しを開けて、そこに入っている理論をぶつけてやると、膨らんだ欲求が、萎む。風船に針を刺してやったような気分で、愉快!爽快!
早朝、野菜を買いに自転車で出かけた先で、野に咲く綺麗な朝顔と、モミジアオイ。
買った野菜は、こちら。
プチトマト、ニラ、玉ねぎ、枝豆、ツルムラサキ、モロヘイヤ、ナス、青はぐら瓜。
はぐら瓜というのは、本当か嘘か、歯がぐらぐらしている老人でも食べられるくらい柔らかいので、そういう名前がついたそうだ。
ナスとくらべても、その大きさが分かる。これも100円だった。味はキュウリに似ているが、歯ごたえが無くて、あれ!?という感じで面白い。
酒をやめてから、野菜にハマっている。地産池消。地元の野菜はうまい。
先日、ナスを漬けてみたら、とてもうまかったので、これも、ミョウバンで漬けようと思っている。まさかこの年になって、漬物をするとは思わなかった。断酒様様である。
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