この世に生を受けた人は、それぞれ自分の人生を生きている。同じ人はいない。
酒を飲む人・飲んでいた人の、酒に対する思いと言うものも、一人ひとり違う。それを断っている心境と言うものも、また一人ひとり違うだろう。
なので、これから書くことは、飽くまでも私の経験と考え方でしかないことを断っておく。
当ブログの冒頭のタイトル下に書いてある文言、
《31年間飲んできた酒をついにやめる日が来ました。でも、「断酒」はつらいよ。。。さて、いつまで続くか、続けられるか。はっきり言って、自信なし!》
は、断酒を開始して、ブログを書き始めた頃の正直な気持ちである。
それまで毎日好きなだけ飲んでいたものを、突然やめる。その飲み物とは、多分に中毒性のある、《酒》。これは、不安にならないほうがおかしい。酒を飲まない生活なんて、想像も出来ないわけだから。
ヨーイ!ドン!
自分で決めて実行する断酒とは、一緒にスタートを切る人もおらず、一人でスタートラインに立ち、ゴールのない所へと走り出し、走り続けるようなもの。
でも、私の場合は、ブログを書いたことによって、一緒に走る人と、ガンバレー!と声を掛けてくれる先輩が、途中から何人もコメント欄に登場し、賑やかな断酒になった。その状況は、今も続いている。
途中経過は、日々のブログを読んで頂ければ分かるが・・・(と言っても、毎日書いて来たので、かなりの分量があるけれど(笑))・・・今や、酒を飲まない生活が当たり前になった。
実は、
《31年間飲んできた酒をついにやめる日が来ました。でも、「断酒」はつらいよ。。。さて、いつまで続くか、続けられるか。はっきり言って、自信なし!》
の文言は、もう私の心境にはそぐわないので、消してしまうか、別の言葉にしたいな~と、いつの頃からか思っていた。けれど、この気持ちは、私の「初心」なので、ず~っと残しておく積もりである。
今や、周囲では当たり前に友人・知人が酒を飲んでいるのを尻目に、自分だけ飲まないのが、なんだか楽しくてウキウキするのだ。
(あー!飲んでる飲んでる!わー!やめときゃいいのに、いいトシしてさー)
(ありゃー。あれじゃ、肝臓フル稼働だな。明日の朝、二日酔いでダウンやろ)
(そこへ行くと、オレは、酒なんぞ飲まないんだもんね!エッヘン!)
(いやいや、酒を飲まないってのは、本当に良いネ!)
そんなわけで、私の場合は、酒を飲まない生活は、当初はかなりの苦痛だった。それが、段々と痛みが薄れ、酒と言うものを殆ど考えなくて済むようになり、今では苦痛どころか楽しくて仕方がないのだ。
ただ、もっと長く酒を断っている人でも、ずっと苦痛の断酒が続いていると言う人もいるようだ。何年経っても、飲みたいものは飲みたい!と言う心境なのだろう、きっと。
それはそれで、せっかく断っていても、心は酒に奪われているわけだから、辛いだろうな、と感ずる。
写真の冬桜は、うちの近所に咲いていたもの。10年以上住んでいるのに、こんなところに冬桜があったのか!と、今年初めて気付いた(笑)
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