時おり当ブログに登場する、関西弁のCさん。
Cさんのことは、いつも、大酒飲みの代表のような形で書いており、ちょっぴり申し訳ないが、今日は違う。
Cさんと、LINEで近況のやり取りをしていて、実にびっくりしたことがあり、それに絡めて、今日のタイトルにしてみた。
何に驚いたのか?以下、私のみすけ(の)とCさん(C)のやり取りをご覧頂きたい。
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の:ところで、体調はどうなんですか?
C:酒はほとんど飲んでおらず至って元気です。
の:昨日ニュースで見ましたけど、C型肝炎をほぼ100%治すことができる飲む薬が認可されたとか。一粒6万円とか言ってましたけど。あれですか、今度のクスリ?
C: そうです!1錠6万する薬を投与します。昨日役所に高額医療負担額制度の書類を提出してきましたので9月にはその薬での治療になります。
の:なーるほど!新薬に期待ですね。朗報だな~。クスリが良く効くように、酒をやめるか、うんと減らして、肝臓を元気にしておかないといけませんぜ!
C:実費ですと月2百万かかるところが申請書をだした事により1~2万ですみます。
の:ええ!一粒飲んで終わりじゃないんでしたか?
C:そうです。一日1錠を3ヶ月間です(-_-;)
の:実費だと、600万かかるんですか!?
の:うわぁあぁ!びっくり。
C:そう言う計算だそうです(O_O)ですから高額医療負担額制度を利用せな払えませんからね。
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1錠600円でもなく、6000円でもなく、6万円也!
C型慢性肝炎治療薬、ソバルディ。正確には、薬価1錠6万1799円。
私が勘違いしていて、LINEでのやり取りがトンチンカンになっている部分がある。私は、そんなに高額の薬なのだから、1回飲めば効くのかな、と勝手に思っていたのだ。
この薬、日本国内で実施された臨床試験では、患者140人に対して、実に96.4%の患者が体内からC型肝炎ウイルスを排除できたのだそうだ。これは、ウイルス感染が治癒した状態と見て良いとのこと。
日本のC型肝炎の患者・感染者数は100万人以上いると言われており、この新薬・ソバルディは、とても期待されている。薬価はべら棒に高いが、国の助成制度の対象なので、患者の自己負担額は月辺り2万円程度で済むそうだ。
日本国内のアルコール依存症の患者は、100万人とも200万人とも言われている。世界中で考えたら、1億人くらいはいるのかもしれない。
その内に、ネットニュースや新聞のトップ記事で、
「アルコール依存症にほぼ100%効果のある夢の新薬が開発された。」
な~んて、ことは、ないかな!?
今のところ、アルコール依存症に対しての治療法は、断酒以外にはないので、医療機関へ行く、自助グループ(AA、断酒会)に参加する、カウンセリングを受ける、その他、自分に合った方法で、酒を断つより方法がない。
そんなわけで、この夏を、酒なしで一緒に乗り越えようではないか!
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