夕食後、雨も上がったようなので、ちょっと散歩に出た。
駅の近くの細い道を歩いていたら、向こうから私と同世代くらいの、5~6人のおやじのグループが、横一列でやってきた。赤い顔をしたのもいれば、陽気に歌ってるのもいる。2人くらいは、既に千鳥足だ。どこかで飲んで来て、もう一軒行こうや、ってとこらしい。
彼らは横一列になっているので、思い切り道を塞いでいる。そのままでは、すれ違うことが出来ない。私は、道の端に寄って立ち止まり、酔っ払いグループをやり過ごした。
たったこれだけのことだが、私は、自分が酒を飲んでいないことを誇らしく思った。これも、自分の断酒モチベーションUPになっている。
酒を断って間もない頃は、兎に角、飲まないでいることだけで精一杯だった。けれど、私はただ飲酒を我慢して無為に時間を過ごしていたわけではない。
酒とは何か、アルコールつまりエタノールは、人間にどんな害を及ぼし、どんな病気を発症するのか、飲酒運転によって、どんな悲惨な事故が起きたのか、など、酒害を幅広く深く学び、飲みたくて困っている頭に日々叩き込んで来た。
自分が飲みたくて困る酒と言う飲料について、その正体を学ぶことがとても大切だと思う。
かの有名な孫子の次の言葉が、私の言いたいことを端的に表している。
『彼を知り己を知れば百戦殆からず』
(『敵を知り己を知れば百戦殆からず』とも言う。)
酒と言うものの本当のところ=正体・実体を知り、それを飲むことによって、問題を起こす自分と言う人間の本当のところ=正体・実体を知れば、飲酒に関しては、百戦殆からずに持って行ける。
それには、学び続ける他はなし。酒及び酒害について学び、それを常習的に大量に飲んだ自分がどうなったのか、思いだし、掘り起し、反省し、学ぶ。
これが、断酒モチベーションを維持し、更にUPさせる秘訣だと私は考える。
地味だけど、これしかない。
冒頭の写真と、この写真は、NoSakeSince20131225さんが、メールで送って下さったもの。
冒頭の写真のメール
件名:《紫陽花》
本文:《のみすけさん
鎌倉駅から銭洗弁財天に向かう途中で出逢った紫陽花です。朝露を溜めて顔を出してる姿は、まるで「おはよう」と言ってるようでした。》
この写真のメール
件名:《一期一会》
本文:《のみすけさん
NoSakeSince20131225です。
次男の学校関係で見に行った日本料理「食の祭典」のあるコーナーです。これはもう食べ物の域を超えて芸術品、一期一会というタイトルも好きです。》
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