（↑↑↑今朝撮影した朝顔）
先日、ブログ読者のとらさんが送って下さった、セミの抜け殻と、そこから抜けたばかりの成虫の写真。先日も掲載したが、もう一度。
セミは、幼虫として地中にいる期間が７年、夏に羽化して、成虫として華やかに舞うのは、たったの１週間と言われている。wikipediaで調べたら、実際には、種類にもより、地中に３～１７年、羽化してからは、ひと月は生きているのだそうだ。
このことと、飲んだくれが断酒することを比べるのは、セミさんに失礼であることは重々承知している。
が、敢えて書かせてもらうと、飲んだくれ時代をセミの幼虫の頃、断酒してからを、羽化した成虫のセミとしてみたらどうだろう。
断酒しない人は、ずっと地中にいて、太陽を、自然の美しさを見ることもなく、一生を終わってしまうのだ。せっかく人間として生まれ、酒なんぞ飲まなければ、酒なんぞの虜にならなければ、見えたこと、気付いたこと、考えたことがあったはずなのに。
--------------------- （2015.07.13追記↓↓↓）
hakutousenさんからのコメントによる気付きを書こうと思ったが、コメントの文章がとても分かりやすいので、そのまま転載させて頂く。以下、hakutousenさんからのコメント（一部抜粋）。
「セミの幼虫って、土の中で木の根っこから樹液を吸って生きていますが、殆ど移動もせずに、毎日「食っちゃ寝」状態で、外敵も少なく案外、快適らしいですよ(笑)。 むしろ地上に出た後の方が大変なことが多い(笑)。 断酒も同じように、やめて素面になると(成虫になると)、現実と向き合わなければいけないことも多くて大変ですよね。 そして成虫になるために羽化(断酒)しなければならない！ これは断酒して生まれ変わるというのにも繋がりますよね。 セミさんは成虫になるのがイヤだ！なんて考えもせずに一生懸命生きてますよね。 私も羽化(断酒)の苦しみは味わいましたが、何とか成虫らしくなってきたようなので、これからの人生は陽の光を浴びて(素面で)生きていきたいです。」
--------------------- （2015.07.13追記↑↑↑）
最近、ますます私は、酒を飲みたくない。これは本当だ。特に空きっ腹の時に酒を見ると、飲んでもいないのに、気持ちが悪くなる。かなりリアルに想像出来るからだ。これは、酒を好きとか嫌いとかは関係ない。空っぽの胃に、アルコールが注入されたらどうなるか、その身体への作用機序はかなり深く学習したし、酔いがどんな風に回り、結果的にどうなるかは、何度も実体験済みなので。
極端な例えだが、セミの一生のうちの幼虫と成虫との期間の按分と同じく、人間の一生の終わり頃に断酒したとしても、酒の抜けた身体と頭でこの世をしっかりと見て、感動してから命を終わる方が、断然人間らしいだろう。
全身にアルコールが回ったまま旅立つなんて、想像するだに、恐ろしい。私は絶対にイヤである。
（↓↓↓これも今朝写した宵待ち草。左の花の縁にしがみついているのは、ハナグモ）
ここらで話題転換！
ブログ読者spicaさんが、断酒継続日数の語呂合わせで、１００日まで俳句を詠む試みをされていて、今日（２０１５年７月１１日）と昨日の記事で、１～２４日分を、ご自身のブログに書かれている。
spicaさんのブログ↓↓↓
（２０１５年７月１０日）「断酒継続日数の」
（２０１５年７月１１日）「1から23までも詠んどいた。」
いくつか、私のお気に入りをこちらで紹介しようと思ったのだが、何れも捨てがたい（どころか、素晴らしい）ので、全部、紹介させて頂く。内容が面白いし、身につまされるし、読んでいて思わずクスッ！と言うのもあるし、プッと吹き出しちゃうのもあるし．．．spicaさん、掲載に問題があれば、連絡下さいネ！
----spicaさん作↓↓↓--------------------------------------------
「酒を断ち 一から出直す 今日この日」
「酒という 荷物(2)を捨てて 軽くなる」
「飲み過ぎて 散々(3)な目に 会ってきた」
「知り合いが(4) 怪訝な目で見る お酒断ち」
「酒やめる 四の五の言わず すっぱりと」
「昨日まで 飲んでばかりの ろく(6)でなし」
「七転び八起きの決意 断酒道」
「八正道 仏陀の教え 不飲酒戒」
「酒の害 悔(9)やみきれない 傷残す」
「遠からず(10) 身体を壊す 事故起こす」
「飲んでたら いいこと(11)無しの どん詰まり」
「酒を断ち 威風堂々(12) 生きていく」
「意味(13)がない 一時の快楽 アルコール」
「依存症は 意志(14)の弱さと 関係無い」
「酒呑みの 以後(15)気をつけます 何回目？」
「色々(16)な 工夫でお酒を やめていこう」
「病気じゃない 居直る(17)バカは やめられない」
「お酒をね 嫌(18)になる薬は ありません。」
「いく(19)らでも 飲めると自慢 した昔」
「触れ(20)られぬ 断酒はタブー この国は」
「飲んでたら 大事なチャンスを ふい(21)にする。」
「今迄の 空き缶積んだら 富士(22)超える。」
「酒やめて 踏み(23)出す道に 光あれ」
「西日射す(24) 部屋に空き缶 積み上げて」
番外編
「アル中に 西から登る お日様よ」
----spicaさん作↑↑↑--------------------------------------------
断酒の日数を語呂合わせで、５・７・５に仕立てるなんて、面白い企画だ！是非、１００日目まで、継続をお願いします。
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