生きてまストーリー著者さんが入れて下さったコメントから、ひしひしと伝わってくる、やめたいのにやめられない気持ち。
私は、酒は何とか断酒に持ち込むことが出来たが、やめたいのにやめられない気持ちは、タバコで何度も経験している。
禁煙は、何度も失敗した。やめようと決意した時は、決してタバコをうまいと思って吸っていたわけではない。寧ろ、口の中がいがらっぽくなり、吸う度に、やめたいと思った...けれど、やめられない、の繰り返しだった。
タバコに心が奪われていたのだ。
具体的には、私の身体にとっては、タバコの味などどうでもよく、欲していたのは、ニコチンという化学物質だったわけだ。
酒をやめられないのも同じで、心ここに在らず、であり、酒に心が奪われてしまっているからだ。自分の魂が、酒に奪われている。具体的には、アルコール(エタノール)と言う化学物質を身体が求めている。
前にも例えに使ったけれど、酒をやめたくてもやめられずに飲んでしまう状態は、ゲゲゲの鬼太郎に出て来る、魂を抜かれてしまった人に似ている。フラフラと、酒のほうへ足が向き、手は自動的に酒をつかみ、口へと運んでしまう。
自分で、飲酒に問題があると思い、本当は飲まないようにしたいのに、ズルズルと酒に手が伸びて、飲んでしまう。それは、本来の自分ではない。酒に魂を奪われてしまい、本来の自分がしていたはずのコントロールを失っているのである。
何らかのきっかけと何らかの手段で、先ずは酒を切らないと、先に進まない。自分の体内のアルコールを抜いて、酒から自分の心を奪い返すしかない。
酒にコントロールされた心を奪い返し、その心で、酒を飲まないようにコントロールするのだ。一度酒に奪われた心は、奪い返しても、飲酒を適量で済ますことは出来ないので、飽くまでも、断酒あるのみ。ここだけは譲れない。
やめたいのにやめられない方がこれを読んだら、どんな手段や方法でも良いので、何とか断酒に舵を切って、酒のない爽やかな生活を実現してほしい。心から願うし、応援したい。
↑↑↑新宿の戸山公園で開催されていた「大新宿区まつり」へ、昼頃かみさんと行って来た。賑やかで明るくて、楽しかった。おまけに、函館産の野菜やら、長野産のリンゴやらが安く買えた!
酒を飲まない生活は、穏やかで楽しい。
*広告
↓↓↓※コメント欄は、承認制にしています。すぐには反映されませんが、必ず、読んで承認しますので、お待ち下さい<(.".)>
(まことに勝手ながら、コメント内容によっては、承認の前に、削除することもあります)